基礎疾患
ここ最近よく聞く言葉だ。新型インフルエンザのワクチン接種の順位の中で、基礎疾患を有する人が優先されるって辺りから聞き出した言葉。
その基礎疾患って何よ?っていうと、その人が元々もっている慢性的な病気、いわゆる持病のことなんだそうだ。ぜんそくなどの慢性呼吸器疾患や慢性心疾患、慢性腎疾患、糖尿病などが該当し、病気の元となっている他の病気の事を指す事があるそうだ。例えば、白内障を引き起こす糖尿病や、脳卒中や心筋梗塞を引き起こす高血圧なども基礎疾患に該当するとの事。
しかし、このような疾病の修飾語に基礎って言葉が使われるのは一寸違和感がある。本来は、物事や論理の土台の事を示す訳であり、『いしずえ』という意味からすると、解りづらい。
医学関連でいうと、『基礎』って言葉からは、基礎体温、基礎代謝といった言葉があるけど、それらと基礎疾患で用いる基礎って言葉は同じに見えにくいモノ。
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