インテグラルヘッドって名前は格好いいけどねぇ
我が家には年式違いのDAHONのSPEEDがある。一台は2002年モデルのオーバーサイズスレッドステム構造のモデルで西DAHONって言ってるモデル。もう一台はフルモデルチェンジした2005年モデルでアヘッドデザインでインテグラルヘッド搭載って呼ばれてるモデルでスピママって言ってるモデル。2005年以降のモデルの基本構造は不変で、折り畳みの蝶番部の固定方法が少々変わっている程度で、基本は同じ。一時期、SRAMの変なRメカ用のエンドを持つモノも居たけど、今は普通のエンドデザインが主流のようだ。
何と言ってもDAHONの一番大きな違いは2004年以前と2005年以降のヘッドデザインの違いだろう。で、どっちがよいか?って部分での感想。
シンプルで軽量、整備状態の剛性を比較すると、新しい方が良いのかもしれないが、二台乗って思うのは、ヘッドの緩みが定期的に発生するのはインテグラルヘッドのモデルの方だ。スレッドステムデザインのモデルでは、そういう事は起こらない。二台乗って思うのは、どちらかというと古いモデルの方が頑丈かな?という気がする。
勿論、乗っている距離が違うから、自分の二台だけでの比較では?ということで、同じくスレッドステムデザインのモデルでパナソニックブランドでOEM供給されているビーンズハウスってモデルがあるが、これに通勤で毎日使っている人の状態を確認してもガタは発生していない。
確かに、インテグラルヘッドデザインはシンプルで整備性も優れるだろうが、伝統的な構造の方が何となく好みだ。
そういえば、ラングスターのアヘッドなステムは頻繁に整備するけど、他のスレッドステムのバイクはステム周りにガタを感じて整備した覚えがない。果たして、どっちが優れるか?ハンドルハイトを低くするならばアヘッドステムは必須だろうが、そうでなければスレッドステムも捨てがたい。スレッド構造のクイルステムといえば、ハンドル交換がレバー類を全て外すのが面倒というのがあったけど、最近のクイルステムは日東のUI-2のようにオープンクランプもあるし、PAZZAZのRAS05のようなアルミのオープンクランプもある。
そんな訳で、小径、フルサイズに限らず、自分としては普通のスレッドステムの方が好みである。
まぁ、頭の中が25年間が基準だから仕方ない。アヘッドなんて無かったし、コンパクトクランクなんて呼び名も無かった。
他にもデュアルピポットブレーキなんて品が無いから嫌いだ。ロードなんて制動性でなく速度の調整が重視だから軽いシングルピポットのサイドプルで十分。制動力がそれでも必要ならば、直付けのセンタープルだろう。レバー比が違うVブレーキなんぞも嫌い。カンティで十分だ。
更に言えば、ハンガー下のワイヤートンネルも嫌い。泥を一番受けやすいところに配置する意味が見えない。ハンガー上の方が好み。
あぁ、、、頭がドンドン時代と逆行しているようだ。何が良いかは宣伝の仕方と受け取り方次第だよなぁ、、、、優れた制動力を発揮出来るレバー比が実現できるデュアルピポット・・・と言えば、それが良い!って人も増えるだろうけど、必要十分な速度調整機能を最軽量で提供するシングルピポットサイドプル・・・・って言えば、それが良い!って人も間違いなく出てくる筈。殆どが言われるがままに、なびくのだろう。客観的に見て考えて判断していくと、必ずしもコマーシャルトークに誘導されないのである。誘導されて、不具合が発生したら、それが普通と受け入れる性格だったら違う感想なんだろうなぁ、、、、
| 固定リンク
コメント