12/13~12/19の週の検索ワードピックアップ
最近は、ピストバイク、コンパクトクランク、CATVとBS/CSの混合のような定番検索が多いので、それは過去のワードピックアップで解説した通りなんで、目新しいワードを重点的にピックアップすることにした。
★広島の二葉山をヒルクライム
これは、広島駅北口から見て北側にある山。山頂に仏舎利塔というモノがそびえ立つもので、ヒルクライムするならば北側斜面の牛田町からのアタックだ。団地としては東園団地という団地が広がるが、そのメインストリートが直線的に峠を作っている。距離としては800m程度の短いものだけど、標高は一気に100m程度は上がる。峠山頂にはピザ屋があるけど、そこを左手に寿老園(老人ホーム)のある方向に上がると、最大斜度20%に迫る勾配が迫る。
ラングスターTTでの定番コースだが、峠山頂迄の勾配ならば5.5mロールアウトの固定シングルで最低でも15km/hを保持して上がるのは難しくない。山頂から左手に目指す方向はさすがに厳しい。
★PIX-DT090-PE0の感度
今は問題無い。一般にはPCIバス周りのノイズ云々説が多いけど、実はアンテナレベルの方が問題かな?とも言える。っていうのは、その後の調査で、アンテナ線の間の増幅感度を変更すると、以前のような受像不良が見られた。つまり、アンテナレベル、信号品質が大きな影響を及ぼすのでは無いだろうか?因みに、ブースターに巨大なモノを用いて増幅し過ぎてもダメ。勿論、少なすぎてもダメ。その辺の兼ね合いも受信に影響する。
★非磁性(コバルトレス)超硬合金の利点
唯一、、、、それは錆びないと言う事。Coが入ると錆びちゃう。コバルトレスなら必然的にニッケル(Ni)が入っている。これなら錆びにくいけど海水では錆びてしまう。超硬合金はセラミック並に硬く、金属に迫る強さがあるけど、錆が大きな弱点。錆の根元であるコバルトとかニッケルを除けば、錆びないけど脆くなる。これがジレンマだ。
★超硬合金のHv
詳しい人か、そうでない人か知らないけど、混合物の物性を調べて意味あるの?って検索だけど、バインダーの含有量次第だ。一般に超硬合金はHv(ビッカース硬さ)で1200~1600くらい。バインダーレス(バインダーの欠点が顕著にならない程度の最小量のバインダー量)の超硬合金でHv=1800~2000というところ。バインダー自体が金属であり、これが少ないと基材のWCとなる。炭化タングステンであるので、これ自体だと硬度は更に高まる。WC基で何処まで硬度を高められるか?というと、やり方次第だが、自分が特許申請した別の元素を十数%加えた材料ではHvで2000~2500程度迄高める事が出来る。
勿論、硬さとは脆さであり、靱性を失うのは仕方ないけど、それでもバインダーレス系の超硬合金とは比較にならない靱性、強度を確保する事が可能。そのためには当然、別の強化機構を用いる。具体的には析出強化による方法で強度を高めている。抗折力的、靱性的には、バインダーレスの2倍程度、非磁性超硬の2/3、磁性超硬の1/2程度迄は確保出来る。
硬いモノを作るのは簡単だけど、靱性と両立するのが非常に難しいのである。
★Z250FT
153kg、27PS、180°クランク、SOHCの空冷ツインのカワサキ車。Z1Rにチョット似たデザインでオプションカウルもそっくりなのが在った。
大きく分けて前期と後期2モデル。カラーリング変更を入れると更に細分(初期が薄いシルバーにピンストライプのバリエーション、次がシルバーが濃いタイプ、次が太い横ラインのタイプ、後期は角目で横基調の線でシルバー系、黒系、最終がシルバーに柔らかいラインのタイプで記憶の限りでは最低でも5型迄存在する筈)されるけど、初期は丸目のタイプ。塗色はブラックシリンダーでフィンエッジが磨きだし、クランクケースもサイドは磨きだしだでポイント点火のモデル。クラッチの取り出しはクランクケース側から、次のモデルが角目でフロントがセミエアサスとなった。塗色はエンジン周りは真っ黒けでZ-GP系と同じ雰囲気となる。フルトランジスタ転嫁、クラッチの取り出しはケースカバー側からとなる。
バンク角は深くない。センタースタンドを擦る。そして、リアタイヤが浮く。そして滑る。
パーツは少なく、集合とB/Sはセレクトから出ていたくらい。
とばすと直ぐクランクが謳う。洗車すると電気系が不調になる。後継のGPZ250も同傾向だ。コレ系の空冷ツインはZ250FTの丸目、最終角目、GPZ250改305と乗ったけど、本気で走って壊れなかったのは皆無。どれも脆すぎ。
名前は似ているけどZ250FSがお奨め。Z200を起源とするSOHCシングルエンジンで前期が246ccのバランサー無し、後期が249ccでバランサー入り、特徴はダブルカムのドラムブレーキ式のキャストホイール。20PSと少ないけど、ブン回して壊れる事は無かった。まぁ、オフ車のKL250と共通のエンジン故に、そんなに脆くは無いもの。KL250の最終モデルは在れば欲しいくらい。
★タイトル名?
検索ワードで『健究所』とか『Theっ』で検索される方が居る。つまり、タイトルが脳裏に焼き付いている人が何人かいらっしゃるという事。悪くない話だ。もっとタイトルに見合った雑学を増やしていくべきだろう。
★単車で下りを攻める?
言えるのは、ブレーキングを長引かさない。体重をハンドルを握った腕だけで支えない事。臍下に力を入れて固定した下半身、腰の上で状態を多く支える事。ブレーキングの際は、リアを先に掛けて、リアを後にリリースする。リアを引きずりながらトラクションをコントロールする事も可能だろう。下り程、メリハリを付ける。っていうかアクセルを開ける時間を長く確保したい。そのためには、前述の配慮が必要。
下りで逆勾配というような難しい局面程、差が出やすい。個人的には下りのS字、逆勾配気味の状況が特に好み。
地元なら安芸郡府中町甲越峠(畑賀峠)で頂上から府中側へ下りるセッションで、出雲大社前の下りのS字が最高に面白い。手前の急勾配の下りからS字となるけど、二個目の曲率の方がタイトで逆勾配気味。四輪でも最高に面白い。綺麗に斜めに流しながら走ると気持ちいい。こういう状況では、二個目に併せて一個目はコーナーと捉えずアプローチ区間と考えて走る。
昔は下りで一つ目から二つ目のクリップに付けず、一つ目でオーバーランして二つ目に入る事が出来ず下から上がる車と衝突するヤツが凄く多かった。
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コメント
世間一般ではKawasakiと言えばZ系、Z系といえば頑丈!男!って印象ですが、個人的には、少なくとも重量車の空冷四発を除けばKawasaki系は脆い、手が掛かるという印象です。カワサキツインで良い印象は皆無です。
スズキのGS、GSXは比較的頑丈ですが、ガサツな印象が強いです。ヤマハは良く判りません。そんな中、HONDAの頑丈さはお気に入りでした。
RG250、これは空冷も水冷ガンマも乗ってましたが、ガンマの2型は面白かったですね。空冷のモデルはポジションも殿様ノリで、バンク角も浅すぎで、確かブレーキペダルを擦りまくりの印象でした。
投稿: 壱源 | 2009年12月21日 (月) 15時02分
KAWASAKI車は乗ったことが有りませんでした。
知り合いのはよく修理に出していましたっけ。
乗っていたのはRG250とかHAWK(250)とか。どちらも電気モーターみたいな静かなエンジンという印象。RGは乗りこなせて居なかったのでエコラン、地平線を目指すような走り方をしていました。
投稿: クマ | 2009年12月21日 (月) 14時52分
私はZ250FT系よりもHAWK系の方が好きでした。
何よりも、頑丈さが良かったですね。HAWK系は最終的に忠男の460ccキット組み込み等々遊びましたが、Z250FT系は輸出の305ccピストンキット迄入れましたが、排気量クラスに拘わらずホンダのツインの方が何となく好きでした。
ただ、HAWK系はエンジンが滅茶苦茶重いですけどね、、、
投稿: 壱源 | 2009年12月20日 (日) 13時09分
確かにホークエンジンは4気筒並?にスムーズでしたが、私には合わなかったようです。
教習車もそうだったのですが、特に左折時頭の重さで切れ込む感じがいまいちでした。
私だけかな?
投稿: yama | 2009年12月20日 (日) 08時35分
おはよう御座います。
シングルの初期型のZ250LTDとZ250FSはシャーシ(フレーム、ホイール)は共通でしたね!後期のZ250FSはホイールが変更になりましたが、、、
Z250FTとHAWKですが、個人的にはHAWKの方が良かったです。
SUPERHAWKIIIに乗ってましたが、Z250FTはガサツさが好きになれませんでした。
投稿: 壱源 | 2009年12月20日 (日) 07時48分
大学のときカワサキの250はKLのシングルとFTのツインでしたが、KLのエンジンを使ったZ250LTDが出たので、ほぼ迷わず選びました(19psにデチューン)
走りうんぬんは別にして低中速のフィーリングはすごく良かったです。
FTは180度クランクですが、私が乗っていたホーク系の360度クランクよりツインの鼓動感があって良さそうでした(乗ったこと無いですが)
投稿: yama | 2009年12月20日 (日) 07時05分