80年代レプリカブームとか、今のロードバイクブームとか、、、
メインサイトに記事作成中だが、このレプリカブームとロードブーム、実によく似ている。っていうか、ブームの牽引層は殆ど同じ人では無いだろうか?と思うほど。
自転車と単車っていうと全く違うもので、楽しみ方も違うし、スポーツ○○で考えても、必要な能力は全く違うモノだけど、二輪というだけで、二つを共通の趣味として嗜む人も少なくない。
1985年頃のレプリカブームを牽引した二十歳前後世代というと、2010年目前で当時から25年後の今、二十歳前後世代は45歳前後世代、所謂不惑世代だが、ブームを牽引しているのはこの世代なのかな?とも思う。
更に考えると、1970年代後半の少年サイクリング世代というのはレプリカ小僧が中学生時代とも言える。
他にも、二三年前から流行語となったアラフォーという言葉、昨今の1980年代POPSへの回帰ブーム、懐古CDのヒット、そもそもバブルという言葉の産まれた1980年代後半、、、色んな事、特に消費に関する色んな事を考えると、共通して言えるのは、今の不惑世代、バブル期の20代世代っていうのが、色んなジャンルで消費を引っ張っているように見えるのは気のせいだろうか?住宅バブルと住宅不況っていうのも、この世代の不動産購入適齢期に連動しているようにも見える。
このところの不況感っていうのは、消費を引っ張ってきた世代が安定期に入ってきたからとも見えなくもない。次の世代が消費を牽引すべきなんだが、次の世代は対照的な世代のようにも見える。例えば、無気力、無責任というのも然りだが、ゆとり世代と揶揄されるような話、モンスター○○というような一方通行的な視点しか持てない親の話、非正規雇用で社会問題となっている犠牲者的な部分が取り上げられるような話が多く、元気な話が世代の話題として露出する頻度が極めて少ないような気がするが、その世代感が不況感に大きく影響しているように見える。
それを社会全体で感じて、消費を引っ張る事が期待できる不惑世代の関心を掴むという戦略が市場を支配しているような印象だ。その世代が通り過ぎた市場というか世界では、次の世代が引き継がないから壊滅的な状況になっていった良い?例が、今の自動二輪車関連の悲惨な状況のようにも見える。
過去の消費を引っ張る世代というネタを見ると、殆どが今の不惑以上の高齢世代の関与が無視できないようだが、結局、そのような世代的な特徴というか性質を演出しているのは、教育による価値観の植え付け方の差のように見える。
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