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2009年12月18日 (金)

エアローラー台

 自転車漕ぎ運動は自宅で行う手軽な有酸素運動だ。自分も当初から行っている。

 初号機は、普通にフリクションタイプのエアロバイク、二号機はマグネット負荷タイプのエアロバイク、三号機は再びフリクションタイプのエアロバイクである。これらは、エアロバイクであり負荷はプーリーに巻き付けるバンドのテンションを調整したりすることで負荷を生むものだが、三台とも30分程度の使用で負荷値が変動して今一であった。
 勿論、スポーツセンターに設置してある高額な機種ならOKだろうけど、其処までの投資をする気もないのが正直なところ。

 四号機は、小林ロードフレームで作ったロードバイク、今スポルティーフ、ファーストライディングモデルのような奴。これをローラー台に乗せて使用していた。これは、無負荷では何の運動にもならないので、負荷ユニットを噛ませる事で或る程度の走行負荷を生んで使っていた。
 結果、使い心地は悪くないし、時間的な負荷変動の変化も無くイイ感じだったのだが、機能として満足できると、今度は自転車の室内ノリ的な要素を期待してしまい、そうすると、元々が旅行車風に作っているので今一気乗りがしないのが難点となった。

 で、五号機の今は、シルクR1ピストだ。これを固定シングルでローラー台に乗せて使用している。これ、最高である。前車のように手放しで遊ぶなんて事は出来ないけど、程良い緊張感、固定でローラーという感じが何ともイイ。アッという間に1時間過ぎる。これで、最高ケイデンスアタックなんかすると、最高回転数迄に到達した後に落としていく時も留意していないと、どっかに飛んで行きそうなのが面白い。前車とセッティングが違うせいか、同じ様に最高ケイデンス狙いでアタックした時に到達回転数が10~20%は違うのが興味深い現象だ。今なら240rpmオーバーは楽勝。前車の時の感覚では200rpm程度の感じである。この違いは、ポジション、駆動系のシンプルさの違いだろうけど、この辺りの違いがピストバイクの本領発揮なんだろう。

 ダイエット、有酸素運動ならピストでローラーっていうのは、かなりお奨めである。まぁ、乗れればの話だが、乗れれば、これ程に面白く、ローラー台でも60分がアッという間なのだ。スポルティーフで乗っていた時は結構退屈だったんで、それだけでも正解だ。

 まぁ、ポジション的に乗っている最中は何かしよう!なんて事が不可能な体制故だが、少なくともロード、スポルティーフよりは上体の筋肉も沢山動かしているような感じ。尻は何乗っても痛くはないけど、ピストは頑丈なプラスチックサドルだが、それでも快適といえる程。それだけ腕で支える要素が大きいのだが、それは上体の筋肉でカバーしているから問題無い。負担が分散して全身の筋肉を使って居るぞ!的な感覚は、ピストバイクならではの感覚であり、そういう面でもダイエット目的のエアロバイクとしては合理的だろう。

 ダイエットに全身運動という観点から見ると、最強な運動は間違い無く水泳だ。世間一般には自転車も全身運動と言われているが、実際、運動して動かしている筋肉は?と考えると、実用車よりも旅行車、旅行車よりもロードバイク、ロードバイクよりも圧倒的にピストバイクと言える。
 ダイエットサイクル、エアロバイクとして用いるなら、ピストバイクに限る。でも、固定でローラーに乗るっていうのは、誰でも簡単に!とはいかないかも知れない。

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