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2009年12月27日 (日)

付かれたら、、、、

 付かれても気にしない、、、、そうなんだが、無言で背後っていうのは、正直、吃驚する。
 抜くのに躊躇するならば、少なくとも10m以上は離れて欲しい、、、、、まぁ、風よけ目的、楽したい目的で、付かせて下さいと言われれば、基本は断らない。

 でも、無言でピッタリはチョット驚くのだ。

 そんな話は以前もしたけど、それに対して独走力はどれ程必要か?ということも記事にした事がある。

 で、結論、独走力では牽き千切る事は難しい、、、、そもそも、速度30km/h以上では空気抵抗が80%以上を占める。そこで、速度を上げてもエアロカプセルに入られると速度を上げても後ろは楽々なのだ。

 で、徐々に速度を上げて、、、、って今までのやり方では、場合によっては千切る事が難しい事が多いと思っている。

 そんな事態に土曜日にも遭遇したのだが、そこで試したのは、瞬発力である。瞬発力とは、付かれた状態から一気に加速すること。35km/h程度で走っていたならば45km/hオーバー迄一気に加速して持続する。そして、タイミング的には路面が荒れ気味な瞬間を捉える。転がり抵抗が少しでも多くなる瞬間に僅か数秒以内に速度にして10km/h以上上げること。変速していては間に合わない速度へのダッシュだ。

 そうすると、35km/h以上の速度域で車間は簡単に十数メートルは開く、そうすると、ドラフティング効果は消え去る。+10km/h以上の速度差を瞬間的に作り出せれば、その後、徐々に落としても付かれる事は無い。実証してみると、効果抜群である。

 一人で気持ちよく、心地よく走る、、、、そのためには、一般の自転車乗りが重視しているだろう心肺機能とか、筋持久力とかだけではダメだ。最近は、心肺機能を高め、自転車筋を発達させるぜ!とか、連んで走るとか、集団走行云々を取り組むぜ!といった、まるでプロのロード競技者のような論調が少なくないけど、個人的には、素人には、心肺機能も持久力も筋力も、オッサンになってから鍛えるなんて不可能だと思っている。如何に、成長期で得たモノが発揮出来るか?こそが重要だと思う。成長期以降に成長する筈なんて無いのだ。そんな夢を見る事自体が馬鹿げている。

 そういう考えを持ってやってくる人から逃げるには、スパッと瞬間移動するための瞬発力が大事。変速なんかしないので、純粋に筋力、回転力だ。それも上体を動かさない、脚だけで生む力こそ大事だ。
 多くのローディが無酸素運動的な筋肉に否定的な論調があるけど、こういう瞬間に必要なのは、やっぱり無酸素運動的なパフォーマンスだ。瞬発力こそ一人で趣味的に楽しむには大事と思う。

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コメント

そうですね、ミラーはあった方が良いかな?と思います。
付けている事を意識させないようなコンパクトなモノがあれば利用するのも良いかも知れません。

まぁ、条件反射的に後ろを見る癖があるのですが、ミラーも視認性が避ければ悪くないかも知れません。

投稿: 壱源 | 2009年12月27日 (日) 13時00分

田舎でスポーツ自転車を見かけること自体が稀なんで、後ろに付かれたことはありませんが、車バイクが後ろにいるかどうかがすごく気になるので、持っている自転車には全てミラーを付けてます。

動いてるとき後ろを振り向くのが苦手、ということもありますが。

投稿: yama | 2009年12月27日 (日) 08時33分

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