バンド式ウエイトって変?
随分昔の話だが、ホームセンターの処分品ワゴンにて売価が半値になっているバンド式のウエイトを見つけて買って使っているのだ。
で、、、、実は、これを用いて通常の運動を行っている。このバンドは片側が1.5kg程とそれほど重たいものではないのだが、巻くとそれなりの負荷になるのだが、これが良い具合である。さすがに日常生活でずっと付けておく訳にはいかないが、せめて運動の最中だけなら誰も見ないし悪くない。そして、このウエイトを付ける事で、チョット身体のパフォーマンスが変わってきた。身体のチョットした動きにウエイト分の慣性というか反動が働くのだが、それ故に無駄な動きは身体の動きを阻害するので、そうしないように心掛ける事で、身体の運びが綺麗になってきたのと、パワーの抜き差し加減が無駄なく行えるようになってきた。なかなかイイ具合で効果を実感している。こういうウエイトを付けて筋トレ等を行う事自体、或る意味、変かも知れないが、、、、取り敢えず、変化は実感している。
こんな記事を書く切っ掛けは、アイススケートの5輪代表選手の岡崎朋美選手の特集をテレビで見たから。
岡崎選手は、長い階段を足、腕にバンド式ウエイト、更にウエイト入りジャケットを装備して駆け上がるトレーニングをされている。そんな風景を見て、こういうバンド式ウエイトを使うのは別にアホとちゃうんだな!って思ったから。
話は脱線するが、この特集では岡崎選手の筋トレの様子も紹介されていたけど、その様子はビックリというか驚愕に値するもの。自身、スロートレーニングってどうよ?って記事を書いた事があるけど、岡崎選手のトレーニング風景もそんな感じ。多分、流行りのスロートレーニングでは得られない何かを掴んでいるから、あういうやり方を取り入れているんだ!と思える。因みに、自分が思って記事にしたのは↓
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/07/post-7826.html
何にしろ、岡崎選手もスロー系とは違う反動系のトレーニングで、あの鍛え上げられた肉体が得られている訳だ。更に、38歳で自己ベストを叩き出す程の向上を見せている。
岡崎選手のコメントで共感を得たのは、この年齢にして初めて気が付いた事がある。若い頃見えなかった、出来なかった事が見えてくる、出来てくるというコメントだ。年齢で老化云々でなく、年齢で経験、知識を積み重ね見えてくるものがある。そして、それを取り入れて向上出来るという自負というか、、、そういうのは素直に尊敬に値する。
思ったのは、岡崎選手は自分の行くべき次元に行くために考えて、その理想と現実の乖離を埋めるには?ということで、自分の目で自分の足らない何かを見定めている訳だ。
そして、それを得るためにメニューを作り実践しているのである。これは、誰かの真似とかでなく、多分、自分の意志で決めていったのだろう。誰彼が何しているから俺も、、、って奴には絶対手に入らないもの、、、それが、結果として年齢の常識を越えた進化に結びついている良い例だと言える。
| 固定リンク
コメント