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2009年12月11日 (金)

ライト周りのメンテナンス

 未だ、シルクR2フレームは仕上がってこないけど、着々と部品は揃っている。重要部品が揃うと、どうでも良い部品に手が回る。

 で、今はヘッドライト周りのセットアップだ。基本、今の時代はLEDライトが普及しており現代の自転車には違和感なく付ける事が出来る。それ故に、殆どがCAT-EYEのLEDライトを使っている。オ・モイヨWW、西DAHON、ラングスター、ステンレスロードがCAT-EYEのLEDライト、そしてルイガノMVFがBSのLEDライトである。

 でも、チョット風合いの古い自転車はそうでない。古いといっても一番新しめ?なのがBSのテーラーメイドフレームをベースに作ったTT風味のロードバイクだが、これはパナソニックのLEDメタルライトをマウンタに付けている。まぁ、選んだProfileDesignのDHバーが普通のCAT-EYEのLEDライトを付けづらくしているからというのもあるけど、棒状の単三電池二本駆動でフォーカスフリータイプのLEDライトだ。そして、シルクのR1ピストもLEDメタルライトである。これは、兎に角、小さくということで、CR123電池による小型のモノを選んでいる。

 そして、完全レトロデザインなのが、小林ファーストライディングモデルとシルクR2ベースのスポルティーフだ。この二車には、最新のプラスチッキーなLEDライトは似合わないし、LEDメタルライトもマウントが樹脂とかラバーになるから今一である。

 で、選んだのが自分が中学時代から愛用していたナショナルのタンケンライトだ。これは、凹みがあるけど完動品だ。そして、タンケンライトは昨年、ニシダサイクルさんから貰ったBSのタンケンライトもある。BSのタンケンライトは、残念ながらレンズとリムの間のプラスチック部品が劣化破損して半分くらい欠損しており思いっきり浸水する仕様なのだ。

 このBSのタンケンライトを頂く際に、一緒に頂いたのがヤジロベー+クランプなんだが、このクランプとヤジロベーに自分のナショナルのタンケンライト、それにLED電球を組み合わせて小林ファーストライディングに付けているのだが、シルクのR2はチェリーのセンタープルキャリパーにVIVAのセンタープル用キャリアを使う予定なのだ。このセンタープルキャリアにはライト取り付け用ダボが溶接してあり、これにやはりタンケンライトを使うのが正解。
 ということで、頂いて保管しておいたBSのタンケンライトの修理を行う事とした。修理はレンズとレンズリムの間のプラスチック部品をどうするか?ということ。取り敢えず、劣化破断して欠損が多いプラスチック部品を外す。すると、レンズとリムの間には1.5mm程度の隙間が空いてガタガタとなる。
 色々考えて出した結論、、、、それは、グルガンを用いて低温で溶融する樹脂を充填して接合する方法だ。溶融温度は70℃程度だが、実際の仕様で其処まで高温になる事はない。で、半透明の接合棒を溶かして付けてみた。
 すると、イイ感じである。隙間も無いし最低限度の防水機能は確保できていそう、、、、これで、準備完了である。

 自転車のライトっていうのは、自転車の表情を極める重要な部品である。クランク、レバー、サドルも大事だが、このライトやキャリアっていうのも大事なパーツ。この目に付くところを抑えていれば時代の雰囲気が醸し出せるのである。

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