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2010年1月10日 (日)

1/3~1/9の週の検索ワードピックアップ

★テスタッチフェンダー
 本所工研がリリースしたロードバイク用フェンダーである。相当にタイトなバイクにも取り付け可能だけど、ブレーキアーチとタイヤの間のクリアランスで10~15mmは無いと厳しい。我が家では深谷のステンレスロードフレームには装着不可能。シルクR1ピストフレームにも無理。BSテーラーメイドフレームなら可能かも?ってレベル。
 小林ロードフレームに装着したところ、タイヤトレッドのエッジとフェンダーエッジの距離が5mm以下、フェンダーとタイヤのクリアランスは概ね5~8mm程度である。
 走行時、タイヤの跳ね上げた小石がフェンダー内で踊る音が聞こえる。クリアランスがタイトだから取り付けはしっかりしたい。リア(デフォルトで3点留め)は兎も角、フロント(デフォルトで二点留め)は特にそうだ。自分はフロントを三点留めに変えている。フロントを二点留めのままだと、走行時の振動でフェンダーとタイヤが干渉する。やはりフェンダーは最低でも三点で留めないと厳しい。
 因みに、ロードフレームにテスタッチフェンダーを付けて、キャリアを付けると一見スポルティーフっぽくなるかもしれないけど、作ってみて思ったのは、チョット違う。
 テスタッチフェンダーの後ろ側は、ちょうどFメカバンド近辺でフェンダーは終わり。そう、タイヤとシートパイプのクリアランスが無いのを想定したフェンダーだからフェンダーはBB後ろ迄は無いのだ。
 ロードフレーム+テスタッチフェンダー、、、、、これはスポルティーフには成り切れない。良いところ、ファーストライディングというモデルどまりだろう。
 まぁ、自分がシルクR2ロードフレームをベースにスポルティーフを作ろうと決心したのは、そのためだ。

★ステンレスロードとかクロモリロードとか、、、軽い?
 一般にステンレス=柔らかいという印象を持つ人が多い。ひずみ的に言えば許容応力は鋼管の半分だけど、許容値の定義は材料特性が違うので数値の直接比較は無意味。
 鋼管の応力と比べるにはステンレス鋼の場合は耐力で比較する。そうすると、強度的な差は殆どない。
 さて、そういう材料だが、これらの鋼管フレームで軽く作れるか?っていうのを調べる人が多い。
 軽さの次元をナンボ?と定義するかだけど、個人的には十分軽いと思う。小林スポルティーフは9.8kg、フェンダー、キャリアレスで9.2kgだけど、これは重たい革サドル、懐中電灯、ペダル、ボトル、インフレータを装備しての重量だ。最初期の安物ホイール仕様で9.5kgだった。サドルを軽いものに変えて、ペダルレスにすると8kg台は楽勝だろう。
 ステンレスロードフレームの場合、普通に保安部品からペダル、ボトル類フル装備で8.5kgだ。ペダルを外して、ボトル台座、ライト、ベルを外すだけで8kgは切れそう。これも結構軽くできる。この二車、軽く作る意識は全くないままにパーツチョイスしているのに、こんな具合。
 軽いから良い!って事はないけど、別に鋼管系フレームでも軽く作るのは可能だ。そして、パーツを軽量命で組んだら、おそらく中級のカーボンフレームなみの軽さが実現できるかもしれない。ただ、パーツの差はわずかで、軽さを望むなら、鋼管フレームでも相当に薄肉のパイプを選ばないと難しいだろう。
 実際、ステンレスロードフレームは手で握るだけで凹むような感じ。超薄い。小林フレームも何たって、激レアのレイノルズ531SL(スーパーレジェ)だ。並の531とは次元の違う軽さだが、このようなパイプがあっての話なのは間違いない。
 シルクのR1ピストは何も付いてないのに9.4kgと重い。やはり、フレームパイプ次第だろう。因みに、、、、BSロードは不明だ。

★スポルティーフ向け(センタープル)ブレーキ
 センタープルというと昔はスポルティーフ、ランドナーの定番だった。ランドナーは選択としてカンティブレーキが後には完全に主流となっていった。
 スポルティーフとランドナーの違いは?っていうと、タイヤのサイズ。スポルティーフは700×28C以下、27インチだと1-1/4以下、、、それに対してランドナーは昔でいうと26インチで1-1/2以上が多い。そう、クラウン下のクリアランスに大きな違いがある。だから、使うブレーキもアーチサイズが違う。ダイヤコンペでいうと、DC750とDC610があるけど、前者のロングアーチがランドナー向け、後者のショートアーチがスポルティーフ向けだ。ショートアーチといっても現代のロングアーチのデュアルピポットであるBR-R650なんかと同程度のサイズ。今はDC750のみ復刻されている。DC610系は存在しない。因みに、マファックとかワインマン、ユニバーサルのロード、スポルティーフ向けはDC610サイズのアーチである。
 逆に、現行の復刻版のDC750を使うと、、、、、間延びして格好悪い。

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