2010年モデルのビーンズハウス
情報としては昨年から知っていたのだけど、DAHONネタを一つ。
DAHONっていうと信頼性の高い折り畳み機構と走行性能の良さで、このOEM供給が各所に為されている程で、そんなOEM供給車の中でも出来の良さは出色だったのが、パナソニックサイクルテックのビーンズハウスである。
パナソニックとDAHONのOEMの関係と言えば、最初のモデルがパンチというモデルだ。これは変速無しながらヘリオスと同じデザインのアルミのRe-Barフレームを組み合わせた自転車だけど、これに更なる実用装備を加えて生まれたのが初代のビーンズハウスである。
http://img.kakaku.com/images/productimage/fullscale/64400410490.jpg
に画像があるけど、これが
http://cycle.panasonic.jp/products/compact/bh3.html
に変わっている。一見、今度はメトロベースか?と思ったのだが、良く見るとDAHONのOEM供給では無い別個のモデルの様子。
これは、チョット残念なチェンジである。DAHON遊びのベースとして考えると結構面白い存在だと思っていただけに、残念である。
旧ビーンズハウスは、ガタが出にくいスレッドステムで、今のインテグラルヘッドよりは個人的には好きだし、前フォークのエンド幅が100mmでありホイールを普通のロード用ハブで調達する事も簡単。前のブレーキはなんとキャリパーブレーキであり、451化して遊ぶにも苦労は少なそう。他にも、良さそうなポイントが何点かある。例えば、後三角がそうだ。正爪エンドでホイールベースの調整が可能な事に加え、エンドプレートが大きくシートステーがフリーと干渉する可能性が少ないためにカセットスプロケットの選択も易しそう。他にも、スピード系フレームと違いチェーンリングをダブルにする際にもメインパイプとシートパイプの接合箇所がメカ用ブラケットと干渉しないのも良い。
これに較べると、新しいビーンズハウスは一見、DAHONのOEMっぽいけど、ステムもフレームの折り畳み部も違うので別物。完全にママチャリ系の折り畳みで、パーツの流用情報も少ない。エンド幅も不明、ブレーキも見るところ後はバンドブレーキだ。
こんな訳で、2009年モデルのビーンズハウスは販売店の流通在庫のみのようだが、型遅れになるせいか、割引率も拡大中、、、、、結構、お奨めだ。
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