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2010年1月 7日 (木)

格好悪いけど、、、盆栽よりも道具が大事

 自分が持っているフルサイズのバイクは、鋼管系ホリゾンタルフレームが多い。クロモリ鋼、マンガンモリブデン鋼、ステンレス鋼、ラグ付きだったりラグレスだったり、、、何れも、自分の中では結構格好いいと思っている。

 そんなバイクに混じって、アルミの太いチューブのスローピングデザインの上記のデザインを格好良いとすれば、思いっきり格好悪いのがスペシャライズドのラングスターだ。
 このラングスターは、アルミフレームでも、思いっきりアルミフレームを主張するデザインで、アルミのヘアーライン仕上げというもの。塗装仕上げだったらパッと見はカーボンフレーム風に見えるけど、流石に、ヘアーライン仕上げのポリッシュって場合は、誰がどう見ても、アルミフレームである。

 世間のホントの考えはどうか知らないけど、自分が思う世間の価値観は、競技性が高く高級高額格好良さの象徴がカーボンフレーム、趣味性の高いモノがクロモリフレームというもので、アルミフレームは今一人気が無い存在だと思うのだが、何故か、自分の持つラングスター、それも、アルミを主張するデザインをとても気に入っている。

 デザインもサイズも今一だし、格好も良いとは言えないけど、、、、、これが結構気に入っているのだ。特に、アルミを主張しているような仕上げ、、、、ヘアーライン仕上げのポリッシュというのが最高である。仮に、アルミフレームを入手するなら次もヘアーライン仕上げのポリッシュ仕様が良いなぁ!って思うのである。こういう系統は結構好きなんだが、現行のラングスターを含め、アルミフレームを見渡しても、何故だか、こういう仕上げパターンは見当たらない。BSのアンカーのPA3なんかでも、ポリッシュ仕上げっていうのは選べないようだ。
 ラングスターを選んだ時には、キャノンデールのCAPOのCLRカラーが在ったはずだけど、今は無いみたい。

 不思議なモノである。格好いいとは思えないけど、気に入っているのである。なんだか、荒っぽく使っても気にならない、、、道具感というか、そういう感じが特に気に入っている。

 モノと付き合う時、剰りにも嗜好に合わせて拘りすぎると使い辛くなるのは確か、、、、実際、車や単車でも新車を購入したりすると、最初の内は凄く神経質になる。一寸した傷も悲しくなる。しかし、或る程度古くなると、これがイイ感じになるのだ。少々の事は気にならない感じとなる。こういう時っていうのは、道具感として最高なのである。
 モノが盆栽か?道具か?という目で見ると、機材にのめり込みすぎると、使えなくなる。使えない道具は盆栽だ。そういう面では、このラングスターっていうのは、程良く錆びて、程良く傷が入って、程良く遣れている。程良く汚れ、小汚い、、、、元々は新車だったのだが、最初から盆栽として拘っていなかったせいもあり、ドンドン、ガシガシ使って今の状態である。新車で使っている時と較べても、更に更に、道具感が高まっている。

 新しいモノを手に入れても、道具感が高まるのは、機材に拘りが強くなかったというのが大きいかも知れない。この感覚は悪くない感覚だ。

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コメント

会社に運動経験が無くて自転車で速く?なりたい人が居ます。
当然、経験はありません。
で、聞いてくる訳ですね、、、、どうしたら良いか?
彼は以前は単車にも乗っていましたが、単車の乗り方を聞かれた時は、ギア付き原付から始めて挙動を覚えたら?って説明した事があります。
で、自転車の場合は、いきなりスポーツサイクルでなく、普通の自転車に乗って、それなりに工夫して何が必要か?、与えられた範囲で、どうにかする気持ちを養うのが先でしょ?って応えた事があります。
普通の自転車とは、ママチャリの事ですね。
自転車競技歴の長い人は、幼少の頃に普通の自転車で純粋に走り回って色んな事を会得しています。会得するには機材でなく気持ち、好奇心ですね。
下手な色気は工夫する心を奪います。
話が逸れましたが、ママチャリ等一般車は結構色んな事が出来ます。ママチャリで出来ない事を探す方が難しいですし、その汎用性、自由度が色んな事を教えてくれます。
ママチャリでも性能が出る訳ですから、正直、材質やコンポの優劣(違いではありませんよ!)を体感出来る人っていうのは、多分、居ないと思います。

投稿: 壱源 | 2010年1月 7日 (木) 23時51分

読み返したら文章が変でした、酒のせいです、すみませんでした。

投稿: yama | 2010年1月 7日 (木) 23時02分

この前の正月番組で自転車トライアル日本チャンピオンがママチャリで挑戦する、ということをやってましたが、それなりに難所をクリアしてました。

そこまで極端では無いですが、ちょっと前に始めて家の周りを乗ってるだけのひとがコンポのグレードがどうのこうの言ってる様なひとは滑稽に見えてしまいます。

投稿: yama | 2010年1月 7日 (木) 23時00分

そうですね、しなるなんて感じは判りません。
それは、純粋なピストに限らず、BSのロード、小林のスポルティーフでもそうです。
鈍いだけかも知れませんが、正直、違うと言えば違うような気がするかも知れないという程度です。
だから、自転車なんて、どれも一緒という結論に行き着く訳ですね。
実際、折り畳み自転車でもレースコースで走ってフルサイズ並に走れる訳で、折り畳み自転車という機材の限界にさえ、乗り手の限界が達していないのが現実です。

投稿: 壱源 | 2010年1月 7日 (木) 22時21分

鉄は硬いですから、人間の力くらいではしなるなんてことは無いのでは?と思っていたのは本当だったのかな?

そんなにしなったら競輪選手のパワーが食われてしまうから変だなと思ってました。

投稿: yama | 2010年1月 7日 (木) 22時02分

NJS仕様ではないですが、シルクR1ピストは何も付いてないけど9kgオーバーと重量級です。
クロモリの細いフレームですが、乗って柔らかいという感じはありませんね。

投稿: 壱源 | 2010年1月 7日 (木) 21時12分

アルミフレームは硬いと何かで見聞きして受け売りで言ってる人も多いのでは?

競輪のような細いクロモリフレームは一般に言われてるようなしなやかな乗り心地なのか乗ってみたい気がします。

投稿: yama | 2010年1月 7日 (木) 20時49分

 アルミフレーム、悪くないですよね!
 軽い、錆びない、安い!と、三拍子揃ってるのに、何故人気無いのでしょうかね?
 アルミフレームは堅いとか言ってる人も居るようですが、正直、自分では堅さを認識した事はないです。

投稿: 壱源 | 2010年1月 7日 (木) 07時51分

私にとってフレームといえばアルミです。

ロードとクロス改シングルはともにアルミ(ロードのフォークはカーボン)ですが軽くて錆びない、安い(ロードは安くは無い)のがメリット。

ミニベロはクロモリですが前後サス付なので、クロモリである必要性が疑問です。
アルミにして少しでも軽くしてほしかったです。

投稿: yama | 2010年1月 7日 (木) 07時03分

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