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2010年1月19日 (火)

二輪車教育!?

 自分は自転車に補助輪無しで乗れるようになったのは、相当に遅かった。今でも鮮明に覚えているけど、最初に買い与えられたのが22インチの自転車に巨大な補助輪がついたブルーメタリックの自転車。確か、ロッド式のブレーキで今なら重量運搬用の実用自転車のような構造の小型の自転車だったのだが、幼稚園児が跨ると、まるで空を飛んでいるような感じを受けたものだ。
 そんな自転車で自転車に乗るための練習というと、半ば恐怖との戦いをしていたような印象である。

 それ故に、自分の子供には、そんな苦労はさせまいと、、、、、上の娘には身長に合わせた幼児車を与え自転車の補助輪無しデビューが速く出来るように練習させてきた。基本的な車両の調整は子供の成長に合わせて頻繁に行い、年少組(4歳)の内に乗れるようにして、幼児車を連れて日帰り15km程度のサイクリングに連れて行ったりしていた。その甲斐あって、年中では相当に上達し、年長組になってからは今のジュニアマウンテンバイクを与え、ステム等々を身体に合わせて交換し、変速機の使い方、漕ぎ方の指導を行って標高150m程度の山、勾配で最大斜度12%くらいの坂なら足を付かず一気に漕いで上がれるようにして、今では自転車に相当な自信を持っているようである。
 正直、自転車に乗ってペダルを漕いでいる様は、親の自分以上に上手いかな?と思うほど。教えていないけどペダリングは相当にスムーズ。もちろん、スムーズに漕げるようなポジションと乗り方のコツを伝えているけど、飲み込みが速いのは幼さ故の凄さだ。

 なお、娘に乗り物を与えたのは誕生日プレゼントであり、二歳で三輪車、三歳で14インチ幼児車だ。20インチのジュニアMTBは誕生日でなく年長組に上がる前に繰り上げて与えている。

 そんな過程から息子はどうするか?と考えた結果、三輪車は不要?という判断で、ペダル漕ぎの前にバランス感覚、二輪車感覚を与えるという事で、二歳で木製のバランシングバイクを与えてみた。バランシングバイクの対象年齢が三歳以上だけど、チョット成長が早く大きいので良いか?という判断で一歳半で与えてみたのである。なお、当初は足が届かないので、サドル部分を日曜大工で作り直して足が届くように改造している。
 乗り始めはさすがに怖かったのだろうけど、後ろから支えて押して暴走気味に走らせて、曲がるときはしっかりバンクさせて曲がるという練習を繰り返すと、二輪車の扱いを会得した様子。曲がる時は車体を思いっきり寝かせて駆け回る。超、面白い。今、二歳半だけど、このバイクに跨って家中を暴走爆走しているのだが、狭い部分では、車体をハンドル部分を持ち上げて向き変えしたり、サドル部分で後輪を持ち上げて向き返したり、、、、自由自在である。

 それで、屋外でお下がりの補助輪付き幼児車に乗せると、これまた爆走したがる。但し、二輪車は足で蹴って進むものという意識が強いせいか、ペダルを漕ごうとしないのが難点だったのだが、娘と同時に遊ばせると、ペダルは漕ぐものという意識を得たせいか、良い感じだ。勿論、車体のバランスはすでに補助輪に頼る頻度は少ない様子。

 この調子で行くと二歳の内、後半年で補助輪無しで暴走できそうだ。

 なお、娘には今は一輪車の練習、インラインスケートの指導を行っている最中だ。

 出来れば、二人とも最低でもスポーツサイクル乗りにしたいし、あわよくば、レプリカバイク乗りにして三人で峠ツーリングに出かけたいものである。ロードだろうが、ピストだろうが、2ストレプリカだろうが、最低でもオヤジ以上のレベルになってもらいたいものだ。

 まぁ、子供からしたらイイ迷惑かもしれない。オヤジのオモチャになっているかな?とも思ったりする。

 ところで、近々、我が家にはBMXを導入しようかな?と考え中。公園や土手で面白い扱いを見せて自転車は楽しいぜ!を見せるには、そういう自転車が必要だ。もちろん、今のトリック系なユーザーのような事は出来ないけど、浮かせたり、跳ねたり、岩を登ったり、下りたりの範囲ならOKだ。
 兎に角、オヤジレベル以上には仕上げたいのが願いだ。

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コメント

有りましたよね、デコチャリって言うんですか、、、、確かに憧れていました。フラッシャータイプのウインカーとか、前後油圧ディスクブレーキとか、、、、所謂ジュニアスポーツ車ですね。
当時、自分の家庭環境では親からOKが出るはずの無い代物で、持っている人も少なかったですが、何時もカタログを見て憧れていたモノでした。そういう気持ちは小学5年生の頃まで持っていました。

投稿: 壱源 | 2010年1月19日 (火) 23時36分

24インチはメーカー等まったくわかりませんが、小5の時買って貰った26インチセミドロップ5速は多分ツノダ製のTU号ではないか?と思います。

高校3年まで乗りましたが、後ろカゴ、速度計(40km/hは出なかった記憶あり)、ウインカー、ストップランプ付きで25000円くらい(自分で払ってないから曖昧)
高いのは5万以上のも有ったと思います(フラッシャーなんてウインカーが付いたやつなど)

投稿: yama | 2010年1月19日 (火) 21時19分

自転車は昔は高級品でしたようね!今のように数千円から買える代物では無かったです。
私の記憶ですと、バイトしていた昭和50年代前半ですが、ミニサイクルでBSのルネが28,800円、ロードマンが49,800円、ユーラシアが57,800円、、、、そんな感じだったと思います。
メーカー品でない大阪、名古屋の自転車がスーパーの安売りで14,800円とか16,800円程度で売られていたと思います。
私の一台目は、広島のダイエーで売られていた自転車でタイヤのパターンが象さんだったのを覚えています。値段は記憶に無いですが、この次は小学5年の時で、同じく安物の自転車で28,800円だったのを覚えています。それ以降は、自分の小遣い、バイトでメーカー品を購入しましたが、昭和40年代は自転車は高価でサイズの合わないのを、みんな一生懸命練習していましたね。

投稿: 壱源 | 2010年1月19日 (火) 14時33分

小学生の時、練習に使ったのは錆び付いたスポークが数本無い、前ブレーキのシューが磨り減った婦人用実用車でした。油を差して磨いて動くようにしましたが、足が届かなくて漕げない、曲がれない、停まれない、ハンドルを握ったまま転ぶと指が取れそうになったり。足が着くようになるまで、同級生のを奪って練習しましたが転倒で壊して弁償したり。高校まで自転車練習は封印。バイクに乗れるようになってから練習に引き出したら朽ち果てていてサドルのスプリングが刺さりました。実は最初に乗れた自転車は、24インチの錆び付いた中古自転車でした。

投稿: クマ | 2010年1月19日 (火) 14時16分

大昔?、我々の世代の親は、どうせ大きくなるからとか、大は小を兼ねるとか、、、、恐らく、そんな考えの元に、相当に巨大な自転車を買い与えるような家庭も少なくなかったのかもしれません。
当時、比較的裕福な家庭の子供が、ドレミ仮面ライダーのような小さな幼児車を乗っているのが羨ましいと思った事を覚えています。
足が届かないっていうのは、最初の一歩としては大きな恐怖感になりますし、人間、本能的に足を出すのは習性としても抜けきらないのかもしれません。転倒を予期したら、つい、足が出るのは、この時期に凍結路面を走行する二輪車の多くが足出し運転している様子からも伺えますね。

投稿: 壱源 | 2010年1月19日 (火) 07時54分

初めて自転車を買って貰ったのは小2の時で24インチでした。
なかなか補助輪が取れませんでしたが、足がつかないのが原因だとはっきりわかったのは、友人の補助輪無し22インチにはすんなり乗れたからです。

そのトラウマのようなものが残っていたせいか、オートバイもしっかり足が付くものしか選びませんでした。

小柄な友人がろくに足がつかない大型オートバイに乗っているのを見て「危なっかしいな」と思ってました。

投稿: yama | 2010年1月19日 (火) 06時47分

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