« 開発論 | トップページ | 絵に描いたような事故 »

2010年1月17日 (日)

加湿器

 インフルエンザ対策に限らず、冬場の乾燥には加湿器が有効だ。
 特に、冬場に暖房器具を用いて部屋を暖めると一段と湿度は低くなる。そもそも低温では飽和水蒸気量が少なく、低温故に絶対的な空気中の水分が少ない。そこで加温すると湿度的には激しく下がる。低湿では、喉を痛める。これは結構不快なモノだ。

 で、低湿対策で加湿器っていうのが、ここ十数年急速に普及してきたけど、これは、住宅の高断熱性が高まり、冬場でも温度を保ちやすい環境が広まった事とも無関係ではない。
 実際、自分も実家の旧来の木造家屋で生活していた頃には加湿器云々は思わなかったし、屋内でも厚着で対応していたのだが、今の住居では冬場でも夏スタイル。それは暖房を掛けているからだけど、その分、湿度は低いのである。それ故に、加湿器は必須家電となっている。

 そんな加湿器だけど、最初に買ったのは数年前で、ハイブリッドタイプのナショナルの加湿器だ。機能としてはマイナスイオン発生器も装備、空気清浄機能も有した高機能タイプで、高温蒸気も発生せず安全だし、非常に静かなのだけど、これはフィルターを頻繁に交換しなければならないのが使いづらい。

 そんな反省で、次に導入したのがシンプルなスチーム式加湿器。スチーム式故に消耗品的なフィルターは無いのだけど、それでも空気取り入れ口のフィルター清掃は必要であり、内部の水タンクから加熱部に送るラインの途中にはフィルターらしきモノが存在する。
 それ故に、フィルターの清掃はやはり必要なのだ。
 まぁ、ハイブリッドタイプ程、頻繁なフィルター交換は不要なのだが、フィルター清掃は必要というのが、やっぱり不満。

 最後に今年ゲットしたのは何?っていうと、今度はスチーム式でも純粋に湯沸かしタイプの加湿器。それ故に蒸気は非常に高温だけど、エアー系は存在しないのが良い。構造的には、モロ炊飯器、モロ魔法瓶タイプ、、、、メーカーも象印。これはフィルターが完全に存在しないのが良い。メンテナンス性を考えると、これが一番だ。結局、使い心地に惚れて二台投入した。大型のモノと小型のモノを各一台。

 ということで、個人的には、スチーム式がベスト、機能は何もない。強弱の切り替え程度だけど十分。一番使いにくいのが高機能タイプのハイブリッド式。それが結論だ。

|

« 開発論 | トップページ | 絵に描いたような事故 »

コメント

 そうですね、道具はシンプルが一番ですね。
 必要な機能があるかどうか?不要な機能は無い方が良いですね。
 あればよいかも知れない的にモノを選ぶ人は、モノが何かを与えてくれるかもしれない的な思想の人が多いです。自分に意志が無いから結局、何も出来ず仕舞いなヤツばかりですが、、、

 要は目的意識の明瞭度の差が、こう言ったところにも現れますね。

投稿: 壱源 | 2010年1月19日 (火) 14時51分

道具は単機能、シンプルなほうが良い例ですね。

この時期、雪の中でテント張ってキャンプしても、静電気で電撃受けました。仕事柄リネン交換するときも電撃を受け、ビクビク物。導電性繊維で出来ていると良いのですが、故意にでも電流が流れすぎると発火するかもしれませんし。車の中で導電性マットへ電源が触れて発火しそうに成った事が有りました。

投稿: クマ | 2010年1月19日 (火) 14時43分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 加湿器:

« 開発論 | トップページ | 絵に描いたような事故 »