« 抜く時は気苦労するなぁ | トップページ | 体裁は見破れる »

2010年2月15日 (月)

As you like!

 モロ、戯言だ。
 最近は、他の組織と利害を超えた探求的な議論を行う事が少なくない。その瞬間では、純粋に疑問や問題を解消しようという参加者の意識で会話が生まれる。その話の流れで、目的に到る方法論というか、そういうものが少しずつ具体化、具現化する。そのプロセスを見るのが非常に楽しい。

 しかし、そのような合議に基づく取り組みが、何処でもあるか?っていうと、案外無い事の方が多い。

 確かに、提案して、周りが動いて形になるのは、悪くない気もするけど、最近の思いは、そういう事を行うのに、発案して指示する立場にずっと留まるのは良い事か?という疑問を感じる事の方が多い。指示されて動くだけっていうのも嫌だけど、指示ばかりするのも正直、疑心暗鬼というか、チョット、、、いや、かなり違和感を感じる。

 ここ数年、チョット周囲のモチベーションというか、そういうのを測ってみた。

 過去においては、自分が発案する。プランを決めてスケジュールを組む。そして、プッシュしながら進める。結果、答えが出る。これに要する時間はスケジュール通りである。

 しかし、果たして、プッシュしなければどうだ?は判らない。それは、指示される側のモチベーションというか当事者意識次第だろう。自分の場合、このスタイルを保つとして、保てるかどうかは、そこに当事者意識が何処まであるか?によって、指示を行い続ける事の自分のモチベーションが維持できるか?が掛かってくる。

 そこで、何通りかの発案を行い、発案を投じて様子を見る事にした。それを始めたのが二年程前からだ、、、、、すると、、、、、投じた発案が二年間放置されているものが50%、発案に対するフィードバックが少しでも見えたけど、1年以上進捗しないものが50%と言う事になった。つまり、殆どの人は、必要性はあるかもしれないが、新しい行動は行いたくないと言う事なんだろう。

 となると、組織に効果を与える必要があるか?という事となるのだが、最近は、潰れない程度で良いかな?少なくとも、二年以上の応答が無いのなら、その応答が無い限りは、次の提案は控えようかな?という気持ちの方が強くなる。そんな傍観者的な気分が強く、最近は、なんでもだけど、As you like!って気分になるし、貴殿の裁量に任すという気分になる。発案やアイデアは只では無いし、当事者意識が無いのであれば、そのメリットを享受させる必要も無いかな?って意識の方が強くなる時も少なくない。

 しかし、不思議なモンで、利害が直接絡むはずだけど、それを越えた意識集団の中で取り組みを行うと、そういう傍観者的な意識は完全に消え失せて、よりよいモノを考えようと言う意識に変化する。
 まぁ、この意識のリズムこそ大事なんだろう。意識を休眠させて抜いている時間があるからこそ、意識を高揚させて案をひねり出す事も出来る訳だ。

|

« 抜く時は気苦労するなぁ | トップページ | 体裁は見破れる »

コメント

プロジェクトの蒸気機関車、、、、正にそんな感じですが、プロジェクトっていうのは前例の無い仕事で定型を作り出す仕事です。完成したらトレーサーに任す訳で、常に新規がターゲットとなる訳です。
常に新規に取り組めるのは有り難い話ですが、組織を考えると、新規に取り組むのも、やはり一極集中でなく、、、というのが必要ですし、そのプロジェクトの陰には、本来行うべき人間が存在する訳で、彼らにこそ当事者意識が必要で、自分で生み出すという気概を期待する訳ですね。
そう思うのですが、プロジェクトを牽引する場合、本来の当事者である完成後の従事者に当事者意識が無いのを見ると、何だかなぁ、、、、って思う事が多いです。

外部組織との交流で、生きた議論が交わされる時に感じるのは、その参加者全員が当事者意識を持っていると言う事です。当事者意識とは、目的意識の事であり、それが在るか無いか?は、とても大事なようですね。

投稿: 壱源 | 2010年2月15日 (月) 12時42分

プロジェクトの蒸気機灌車役は大変ですね。
雪山登山みたいに段階的にトップを交代出来たほうが、持続性があるように思いますが、これも難しい面がありますね。利害を超えた集団で取り組むと言う事は多方面のアイデアが活きますね。
蒸気機灌車に例えたのは、知から強いのに、燃料と水を必要としている所が、生き物を連想させてくれたから。でも意識を抜く時間が必要と言う所は面白いです。意識を抜いている間に、必要な行動はモジュール化した意識で当たれるし、もやもやした考えを統合できる様に思えるからです。

投稿: クマ | 2010年2月15日 (月) 12時32分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: As you like!:

« 抜く時は気苦労するなぁ | トップページ | 体裁は見破れる »