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2010年2月 6日 (土)

ポジション考

 先日のロードバイク選びって記事の注目度が高かった。
 自分の場合、拘りはジオメトリーって事だけど、ジオメトリーは一通りか?っていうと、そうではない。

 昨今のロードバイクブームでは、サドル高さを決める時に、ハンガーセンターからサドルトップ迄は股下×0.875とか、トップ長はいくらとか、サドルの前後位置は膝の皿と拇指球が鉛直線上にあるとか、、、結構、色んな説というか、公式が飛び交っている。

 でも、そんな事にしたら、乗る人が決まれば自転車は全部形が決まるって事になる。

 それは、有り得ない。

 同じ人でも用途や目的が変われば形は素直に変化するモノの筈である。だから、個人的には、一意的な公式で正論を振りかざす情報は信用していない。

 じゃぁ、何を信じているの?っていうと、自分が信じるのは自分の納得出来る理解と、その理解に応じて求めた数値である。理屈っていうのは、論理もあるけど体験による検証行為が含まれるのは当然である。

 そもそも、脚の屈曲運動であり、屈曲運度を回転軌跡に置き換えるモノがペダリング。屈曲運動における伸張端、屈曲端における状態の定義が最初であり、そこからサドル高さが決まる。更に動力を伝えるという事を考えれば、身体(体幹~下肢)の動きで最大の力が発揮出来る身体の骨格の位置関係を探すのが第一なのである。それは骨格の相対位置であり。相対位置は、目的に応じて執る姿勢によって変わるモノである。つまり、目的に応じて執る姿勢での相対位置が大事であり、それに適合するポジションを作るという考え方である。
 力を沢山出したい時はどうするか?一番楽したい時はどうするか?で姿勢は変わる。その姿勢毎に変化するモノである。その姿勢を作るのに必要な骨格の相対位置に沿ったポジションが何か?が、目的に応じたジオメトリーとなるという考えである。

 今の段階では、自分の判定できる部分は少ないモノ。姿勢というか用途に応じたシート角、トップ長というところ。判定基準が在れば、ハンガー下がりとか、フロントセンター、来センター、ヘッド角、オフセットという所が決める事が出来るのだろうけど、乗り手の動力効率に支配的な要素と理解できているのは、今のところシート角とトップ長だ。それ以外の数値は決める事はできるけど、残念ながら現時点の自分の知識では、それは乗り手の動力効率とは直接的に結びついてない。

 まぁ、現時点では、操縦性がどうの、使い勝手がどうの、、、って要求を挙げるような深い使い方をしていないので問題無いけど、取り敢えず、動力を掛け続けて健康増進に使うという意味では、動力効率に影響が高いと判断しているシート角、トップ長については譲れない。そして、この数値は、用途に応じて少しずつ違うものなのである。

 今の所、ポジション決定では、簡単な道具で必要な数値(骨格や関節の位置や角度等)をとって、後は、数値計算で必要なシート角を求め、トップ長を求めている。勿論、我流で自分が快適と判断(錯覚)しているだけかもしれない。見る人から見れば、大嘘八百かもしれない。でも、大事なのは、自分で納得できる考え方が持てるかどうかと言う事であり、それが間違いなら、少しずつ改めて行けば良いのである。

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コメント

一台で全てを賄えれば良いですけど、なかなか難しいですね!
用途に応じて求めるモノが違う訳で、結果、形が変わってきますね。
ただ言えるのは、サドルのトップからペダル下死点迄の距離は乗り手が決まれば、基本一定だと言って良いと思います。

投稿: 壱源 | 2010年2月 6日 (土) 20時45分

自分の乗り方、乗る地域、速度などで万能な自転車のサイズって無いのかも知れませんね。
サイズによって使い勝手が変る、何だか自転車が衣服のように感じてきました。サドルとハンドルは多くの自転車で上げたり下げたり出来ますが、フレームサイズは出来ないからフレーム選びが難しい様ですね。フレームサイズ、キャスター角が有る程度変えられると面白いですね。総重量20Kg位で作れると良いなと思いました。

投稿: クマ | 2010年2月 6日 (土) 20時31分

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