« 1/24~1/30の週の検索ワードピックアップ | トップページ | 減税とか、補助金とか »

2010年2月 1日 (月)

交流

 2/1に公開する記事だから、2/1の予定を少々。
 この日は、自分の開発した技術を、それを利用して製品に組み込むユーザーの研究者の方と打ち合わせをする予定だ。分野的には、自分の勤務する企業と同業の企業だけど、企業の対象とする市場が別の世界故に、独自技術を他社に利用して貰うのは全く問題無いとしている。

 技術といっても、複雑怪奇で多機能なモノでなく、非常にシンプルで、概念的に新しい思想に従って生み出した部品だ。本来なら、その技術を持つ部品に対する権利を思いっ切り行使するのも方法だろうけど、自分的には、その技術を独占的に支配するつもりは全く無い。利用したければ、実費のみで広く利用して貰って構わないと考えている。

 一般には、特許取得したような技術を供与する場合、特許の使用料が云々とか、その利用形態に制限を与えたりとか、利用する企業を制限するというのが企業の進み方なんだろうけど、この技術には、そのような制限は原則として課さない。今迄の方針がそうであり、今後も変わらないのである。

 一般に利用範囲を制限したり、特許利用料を吹っ掛けたりするから、利用者が特許の抜け道を探したり、黙って利用したり、隠れて利用したりするのである。逆に、制限が無ければ、そういう必要が無いのであり、それに対応する手立てを考える事を考慮すれば、制約を与えない方が遙かに楽なのだ。
 大事なのは、どこで利用されているか?どんなニーズがあるか?を情報として収集する事こそが大事なのである。つまり、どんな制限も課さないし、こちらの持つ情報は必要に応じて公開し、その公開において生まれる交流から情報を入手する事に最大限の価値を見出しているのである。

 そういう意味で、この技術をネタにした交流の輪が広がる事が自分にとっての最大限のメリットと捉えている。そして、2/1は、この技術を利用するユーザー企業で基本は競合しているであろう複数の企業の技術者、開発者と同時に会合を行う日でもある。

 特定の企業との打ち合わせ、一対一の会合は何度もあるけど、複数の企業、それも同じ業界の企業が集まって話をするのは始めての事。これをアレンジして下さったのは、同じ業界の企業に自分の技術を製品(部品)として卸す企業なんだが、都合、4社で話をする事になる。果たして、どんな話になるんだろうか?

 不謹慎かもしれないが、実は、そこでは、殆どの場合が利用者の疑問、問題点に対応する情報提供が殆どだろうけど、自分としては、どの組織に属しているか?に関わらず、そういう新しい事に従事されている方と、思い掛けないトークする事自体が楽しいのである。なんていうか、そういう仕事に携わっている方との話は、自分の頭の体操になるし、負けられないという意識の高まりを呼ぶ事が出来るのが最大のメリットである。
 言われた事しか出来ない人とか、自分で新しい何かを生み出そうという意志が無い人、任された業務において模倣性を重視する人や、そういう空気の組織での交流は、自分の頭も腐るような感じがするのであり、そういう意味で、頭をリフレッシュする意味では、こういう機会を一年に何回か作るのは大事な事だと考えている。

|

« 1/24~1/30の週の検索ワードピックアップ | トップページ | 減税とか、補助金とか »

コメント

発明とまでは言いませんが、特許とか、アイデアとかに対しては、色んな考え方がありますね。
名声を得て評価されたい人、自己満足したい人、、、、
考えてみれば、昔は名声を得て、評価を得たいという気持ちが強かったように思います。
しかし、最近は人からの評価よりも自分の本心で自負が得られるかどうか?を重視しますね。
自分の気持ちの中で、誤魔化す部分は一生消えませんから、レベルは関係無しに、自分で自負を持てるというのが一番大事だと思います。

投稿: 壱源 | 2010年2月 2日 (火) 09時22分

電話を発明された、グラハム・ベル氏の考え方に似ていますね。対極に居たのがエジソン氏ですね。エジソン氏伝は偉人として教科書に載ったと思いましたが、ベル氏伝は教科書で見た記憶が有りません。でも私の中では偉人の一人です。

投稿: クマ | 2010年2月 2日 (火) 00時36分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 交流:

« 1/24~1/30の週の検索ワードピックアップ | トップページ | 減税とか、補助金とか »