実技とか、模擬とか、
ベンチプレスの王道は、やっぱりフリーウエイトである。重力を支える。これがベストである。負荷を油圧ダンパーのピストン移動に伴う流体抵抗で発生させたり、或いは、スプリングやラバーのように変位に比例した負荷を利用したり、色々あるけど、フリーウエイトとは違う。似たようなモノでレバレッジっていうのも在るけど、これもやっぱり微妙に違う。
自転車漕ぎもそうだ。先日、キャイーンの素晴らしきかな自転車 ~メタボ脱出!ダイエット大作戦~で紹介されていたエアロバイクを用いたダイエットでのエアロバイクの負荷もそうだ。三本ローラーなんて基本は負荷は無いし、固定トレーナーのマグネット負荷も然りである。実走とは微妙に違う。
形は同じ、動かし方は同じなんだけど、負荷の掛かり方が違う。こういうのと、形は違うけど、負荷の掛かり方が同じ様な運動を見つけて行うのはどっちがOK?っていうと、案外、一方には決めれないもの。
取り敢えず、ベンチプレスではダンベルかバーベルかの拘りは無いけど、油圧も、ラバーテンションも、レバレッジも今一かな?って結論。行うならダンベル、バーベルが良いと思う。バーベルの方が重量的に大きなウエイトが持てるから良いけど、実質的にはダンベルの方が難しい。そういう意味でベストはダンベル式か?って思う。
自転車も然りである。回転を上げて動作によって姿勢が崩れない事を確認するならば、ローラー台も在りだけど、ペダリングで必要なパワーを生み出すというのでは、エアロバイク的な負荷はチョット違うように感じる。勿論、負荷を得るためにヒルクライムするのも理解出来なくは無いけど、高負荷低回転と、低負荷高回転では意味合いが違うので高回転に対応できる負荷を作るって言うのは、寧ろ別の方法の方が良いとも言える。
そんな事を考えながら一流のアスリートのトレーニング風景を見る。すると、面白い事に気付く事も少なくない。まぁ、気付くっていうのは、昔の指導を思い出すというモノに近いんだけど、どんな競技でも競技実技だけでなく色んな基礎的な運動が行われていたりする。その基礎的な運動、競技実技だけでなく、その中間を担う独特なメニューも在るのが普通。そんな事を考えながら、色々眺めるのも楽しいモノだ。
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