« メダルの色とか、点数とか | トップページ | 出力、持続力の他には? »

2010年2月28日 (日)

体幹と高ケイデンス?

 二月最後の週末、ラングスターに乗りながら考えた。
 最近よく聞く言葉、、、、、体幹を使ったペダリング、高ケイデンスが偉い!?って話。
 体幹って、身体の中の大きな筋肉だよなぁ、、、、、そんな筋肉つかって速い動き、出来るのか?ネズミの心臓はせわしなく動くけど、象の心臓はゆっくり動く、、、、大きな筋肉って、速い動きは苦手だろ?

 そこで、身体の中心の筋肉をメインで使う乗り方、脚の筋肉を積極的に使う乗り方の二通りを意識して乗ってみた。意識としては、いつもの、使える物は全部使え的な考え方でなく、使うところを絞って、休ませるところは休ませて、、、特化した部位を使うべく、ポジション、姿勢を修正して乗ってみた。

 で、思ったのは身体の中心の筋肉を重視する乗り方では、印象的にはケイデンスは低い感じだ。実際には90~120rpm程度のモノ、、、、、、それ以上を回すのは、脚に力を入れない感じでは難しい感じ。
 それ以上の回転域に達するためには、やっぱり下半身の筋肉が無いと難しいかな?って感覚。130rpmを超えて180rpm程度迄安定して回すとなると、ぶれない下半身、回転に応答する脚、抜くべき時に抜く反応。これが大事かな?って感覚。

 でも、120rpm以下というゆっくりとしたリズムでは、特定の部位だけも結構乗れるという感覚。他を休ませているので、乗り方を切り替えれば疲労を遅らせる事が出来るような印象だ。そう、流すような速度、速度的に35km/h程度の範囲では、乗り方を切り替える事で疲労箇所を切り替える事が可能。当然、意識の中心が違うのでペダリングそのものが変わるんだけど、遅い回転の割に、駆動させる力は大きく、長くという形が主体となる。

 そして、今日気付いたのは、結構な向かい風で5.3m程のギアを110rpm程度で踏んでみたのだけど、その程度ならば脚の筋肉を使わずに速度が維持できるというか、維持が楽勝って感じ。
 何時も、固定シングルに乗っているから、速度域を上げると必然的に130rpm以上の高ケイデンスとなる。そういう状態では、乗り方は駆動は頻度で稼ぐ乗り方となるけど、駆動を作用角で稼ぐ乗り方もギア比が買えれば選べそうだ。体幹を使ってゆっくり踏む。大きな力がリラックスして得られる。こういうのはツーリング向きだな!って事を再認識。
 ただ、速度域を上げるべくギア比を大きくして回転数と踏めるギアの兼ね合いで望める上限域と、乗り方を高回転重視で狙える上限域を比較すると、やはり後者の170rpmオーバーの方が上にくる。具体的には、両方の乗り方が選べる速度域から3割増しを狙うとなると、自分の場合、他の部位を使って協調させないと無理。そういうことも自覚した。

 考えながら走ると、それだけで色んな事に気付くし、再認識する。そして、意図的に乗り方をどうするか?っていうのを改めて思い出すというか、そういう感じ。

 で、本日は、乗り方を切り替えて走るとき、どっちの乗り方でも快適に乗れるようにポジションを微調整してみた。良い具合だ。走っている時に、モロに何処が動いている!って事がはっきりわかる。良い感じだ。

 それにしても、チョット抑えめで乗る。パーシャルで乗ると、色んな意識で試す事も出来る。此処だけで使って乗るとか、ある動作のみ意識して乗るとか、、、、そういう意識付けで、見落としがちな物に気付く事もある。
 今日の収穫は、体の内側のセンターの筋肉を意図的に動かして、その動作を数えながら乗ると、どんな感じ?、或いは、中心の筋肉を動かすには、どんなポジションと姿勢が有効?って事が判ったけど、案外、楽しいモノだ。

|

« メダルの色とか、点数とか | トップページ | 出力、持続力の他には? »

コメント

何かしている時は、人間誰でも何かを考えている物ですよね。行動に対して注意している人とそうでない人が居ますが、後者の人は、行動と考えている事が一致しない人を示しますが、そういう人が、労働災害とか起こしたりします。

健全な行動とは、行動において意識が伴った行動だと思います。そうでない状態を、昔から上の空って言うんでしょうね。

投稿: 壱源 | 2010年3月 2日 (火) 23時31分

体を使うと言う事は、頭も結構使う事ですね。
普段、頭脳労働している方は、体も動かさないとバランス悪く成るという事かもしれませんね。

投稿: クマ | 2010年3月 2日 (火) 20時26分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 体幹と高ケイデンス?:

« メダルの色とか、点数とか | トップページ | 出力、持続力の他には? »