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2010年3月 5日 (金)

地デジがBSデジタルで

 二月末からEPEGで新しいモノが表示されいている。
 そうか、これが例の『地デジ難視対策衛星放送』って奴か、、、、、

 この詳細は、

http://www.dpa.or.jp/safetynet/index.html

 に掲載されており、地デジが見れない地域への限定的かつ暫定的なサービスなんだそうだ。
 しかし、、、、これ、BSデジタルのEPEG欄に難視対策番組表が半ば強制的に表示される非常にウザイもの。非表示設定できれば良いモノだけど、そうもいかない。

 このところ、デジタル化って事で随分とテレビ関連の風合いが変わってきた。

 確かにEPEGは便利でテレビの番組欄等は見なくなってきたけど、弊害も少なくない。

 まず、、、、、、受信設備(チューナー内蔵機器であるテレビ、デッキ)の起動時間が非常に遅い。チャンネルの切り換えも緩慢。結構、イライラする。間合い的には僅かだろうけど、アナログの即時性に慣れていると、、、、、、他には、例えばCATV契約していてチューナーで予約したものをi-Linkでレコーダーに録画すると、録画は初撮りでも孫コピー扱いでダビング不可になる。通常の地デジ、BSデジタルは直接デッキに録画できるからダビング10扱いとなるけど、、、これってi-Linkの有り難みを削っている感じ。
 更に言えば、そもそもデジタルデータはデコードしなければ表示できないと言う事は、データ自体は再生しなければ単なるデータとして授受できる筈だけど、その割りに、ダビング操作等は通常の再生と較べて革新的に速くなる感じでもない。

 デジタル化っていうのをユーザー向きで進めるんであれば、データのハンドリングにもっと利便性を与えてくれても良かったのでは?と思うところ。
 これって、推進する側の帯域確保の為、著作権保護の為だけにコスト負担を民衆に乗せているって事を再認識させられる。

 後、関係無いけど、チューナーにもよるんだろうけど、TZ-DCH2810ではi-Link転送中に録画機向け出力にも同じ映像が流れている。つまり、i-Link転送+アナログ転送が並行して行われている。チョット笑った。後継のTZ-DCH9000では録画機向け出力が無いから考えられないけど、TZ-DCH2810ではコピーフリーのアナログ出力が得られるということだ。

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コメント

なるほど、そういう側面もあるのですね。
デジタル放送というとデコードしなければ読めない圧縮データですから、帯域の節約には効果的なんでしょうが、その恩恵が利用者には反映されきっていないかも知れません。
高解像度、データ放送が可能になったと言っても、メリットは大きく無いですし、チャンネル数が増えてもコンテンツが増えている訳でもありません。
相変わらず、ハード先行でソフトが遅れているなって感じですね。

投稿: 壱源 | 2010年3月 5日 (金) 23時52分

こんにちは。
テレビ放送のデジタル化を素直に喜べない一人です。
理由は、表向きの利便性を示していますが、結局放送料金集金を効率的に集められるシステムを作っているようにしか見えない所です。
放送局は電波を送信するので、毎年高い税金を払っていますね。電波利用料一つ取っても、テレビ放送で、10KW送信できる局だと364,685,600円/年かかります。 中継局一つでも、安くありません。これらの負担を利用者が担って行こうと云う事の様です。納得できる事なら良いのですが。公共放送って何なのか、お金を掛けない仕組みは無いのかなんて考えてしまいます。

投稿: クマ | 2010年3月 5日 (金) 17時59分

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