携帯端末
携帯端末っていうのは、どうも好きになれない。持ち運ぶ事自体が面倒臭い。持ち運びながら操作するっていうのは、自分の価値観の中では有り得ない。移動した先で何かの操作を行う事は有り得るけど、操作が必要な場所というのは限られてくる。ならば、その先に行う操作に特化したモノが在ればOKというのが根底にある。
持ち運びに便利というのは評価に値するけど、移動中の使用が便利というのは評価に値しない。
昨今の携帯電話系を見ると、片手操作が基本であり、片手操作というのは移動しながらの操作を前提にしたモノと言える。携帯端末であっても場所に据えて両手で操作するタイプなら関心が持てるけど、、、、こういう考えは古いかも知れないが、正直、携帯電話を操作しながらの自転車とか歩行者を見ると、見苦しいし、ウザイと思う事が多い。
携帯型文字入力端末のポメラっていうのは、携帯時は超コンパクト、使用時は利便性追求型の形状。こういうモノっていうのは、モノとして判りやすいし、使う場所の想定が企画者からも絞られており非常に好意的に見える。
しかし、携帯でメール操作しながら歩いたりチャリ乗ったりするのは、携帯性を追求するという言葉では同じかも知れないが、利用者の価値観はチョット違うように思う。
そもそも携帯電話っていうのは、元々好きでない。電話は便利だけど、呼び出されるのは嫌。面倒臭い。基本、受信しても出ない。殆どがマナーモード。携帯電話は発信にしか使わないっていうのが理想。メールの利用法っていうと、自分から自分へのメールが一番多い。色んな場所から必要なファイルを添付してサーバーに送る。そして、自分が移動した時に、呼び出して利用する。FTP的な使い方をする事が一番多い。FTP自体は昔から利用しているけど、メールでのファイル添付よりも面倒臭い。それ故、今はファイル転送的な使い方はメールを多用している。それ故に、業務上で文書ファイルを送信したりする時に使うような使い方ばかり。添付するファイルがテキストに限らないのが便利である。添付しない時は、出先で見つけた情報のキーワードを送っておけば、そのキーワードを見れば何処からでも必要な情報が取り出せるので、そういう使い方。それ以外の会話的な事には使わない。
携帯端末で色々調べるっていう利便性は認めるけど、少なくとも、その操作を歩きながらとか、運転しながらというのは認める事が出来ない。
それと、調べるって行為の質だけど、簡単に調べる事の出来る情報というのは、本来的には、その程度の品質しか無い事は理解すべきだろう。簡単に調べる事が出来る。結果は小さな画面で表示できる範囲迄簡略化されている。それだけで判ったという判断をしたとすれば、その奥を知る事は多分不可能だ。最近は調べモノを全てネットだけで済ませる人も多いけど、簡単に調べる事が出来る内容っていうのは、所詮、その程度であるということは、理解して置くべきだろう。
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コメント
利用価値の深さは、情報を探す手間の深さに比例するように思います。
ネットの情報は信憑性も怪しいし、個人の主観と世間の客観が入り乱れており、これを取捨選別する目も利用側には必要ですね。
投稿: 壱源 | 2010年3月30日 (火) 16時14分
そうですね。
ネット上の情報は、基本的な知識を補うならまだ良いでしょうね。例えば何かを新しく作り出すには不充分ですね。
投稿: クマ | 2010年3月30日 (火) 14時11分