出力、持続力の他には?
さて、前に筋力、持続力の記事を書いたけど、最後に必要なのは何?ってネタ。
筋力ネタにも書いたけど、必要なのは筋肉でなく、筋肉が必要な理由と、その理由の元の話。そう、身体を鍛えるのは、何か出来ない事を出来るようにするためなのである。これは、もう筋力とか持続力とか、そういう話ではないのである。
この瞬間、この部位をどうするか、その隣がどうなっているか?協調関係であり、掛ける力の時間の長さと大きなの程度という部分である。
言ってみれば、問題を抱えた状況が何で、何が不得意か?それを決めて、それを解消するっていうのが、筋力アップであったり、持久力アップの取り組みであり、それらは、何のためという背景在ってこその話なのだ。
問題に対して得た結果を、如何に協調させて使えるか?というのは、考え方、つまり、動作を行う際の自分流の論理なのである。その考え方に従って動かすのである。
そこで必要なのは、その考え方と、協調動作させるための神経という部分なのである。
どんなに鍛えても、それが目的の動作に結び付かなければゴミ以外の何ものでもない。身に付ける事で、本来の願いから結果が遠ざかれば、無駄骨以外の何ものでもないのである。
つまり、筋力、持久力を鍛える前に大事なのは、それが必要という答えに到る考え方と、その考え方を実践するための神経というか反応性なのである。
記事にする順序が逆になったけど、必要なモノの優先順位は、
最初が考え方や方針、次が神経の反応性や協調性、最後が物理的な筋力や持続力なのである。
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コメント
正しくです。運動に限らず、全ての行為には目的が無いとダメですね。目的とは理想、つまり、今の問題点を意識する事が全ての原点ですね。それには、なによりも意志、思想が欠かせません。
投稿: 壱源 | 2010年3月 2日 (火) 23時28分
そうですね。
こういう事に困っているから、やりたい事が有るから、ああしたい、こうしたい。その為にはこういうことが必要だから行うですね。
より良い眺めが欲しいから、山へ登っていた事を思い出します。
投稿: クマ | 2010年3月 2日 (火) 20時23分