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2010年3月24日 (水)

シルクR2-4改スポルティーフ、完成!

 上述のようにシルクR2-4をベースとしたスポルティーフが完成した。
 当初の予定通りに殆ど出来たけど、唯一、Rメカの動作レンジ不足の関係上、サンツアー7の使用は断念し、一世代前のシマノSORA RD-3300で対応した。
 細かいコーディネートとしてはバーテープに革製のテープを奮発したのが大きいところ。

 全体の雰囲気は一応は生粋のロードレーサーであるR2-4のフレームをベースにしながらも、センタープルブレーキ、アロイボードフェンダー、前後キャリア、単一のタンケンライト、革製バーテープ+錨打ちサドルでスポルティーフよりも低速よりな感じ。
 特に、5ピンのPXクランク+6アームで48-34Tという構成からディアゴナール的な雰囲気である。

 正直、パッと見て超高価というよりも、当時の実用エントリーって感じに纏まって悪くない感じなのだ。

 完成車を見て、ニシダサイクルのお兄さんと昔の車種カテゴリーをネタに話をしたのだが、それは、

1.ロードレーサー
 チューブラーに高速ギア比を搭載した自転車、構成的にはクロウスレシオのカセット(昔ならフリー)、PCD130か144で52-42T辺りのダブルのクランク、サイドプルキャリパーと言う構成。チョットビンテージ入るとショートリーチのセンタープルキャリパーもアリという構成。

2.ファーストライディング
 ロードレーサーにWOタイヤを装備した自転車、ギア比や構成はロードレーサーに準ずる。700Cの場合、太さは23~25くらい、27インチの場合は1-1/8サイズが多かった

3.スポルティーフ
 ファーストライディングにフルフェンダー、小振りなフロントキャリアを装備する。タイヤもチョット太めになり、それ故に、センタープルキャリパーが多く採用されている。クランクにトリプルを採用する事も場合によってはある。TAのシクロツーリストやプロダイ辺りをカスタマイズして採用する例も多かった。タイヤは700Cなら25~28、27インチなら1-1/4が多かった。

4.ディアゴナール
 700Cサイズながら、更に太めのタイヤ故にカンティブレーキを使う事が多い。クランクもトリプルが主流。カセット(昔ならフリー)も少々ワイド気味なカセットが多い。タイヤは700Cで32幅以上。当然フェンダー装備。

5.ランドナー
 26インチか650サイズのタイヤ、カンティブレーキ、トリプルクランクか廉価なモノは48-36Tというダブルのクランクにワイドなカセット(昔ならフリー)という構成。大きめのフロントキャリアで大きなフロントバッグが載せる事が出来る。これも当然フェンダー装備。

6.キャンピング
 ランドナーに近いけど、前後に振り分けのバッグを載せるキャリアが付けられるようなダボ等を装備。重心を低くし、サドルバッグも付けやすいように、シートステーはクロスステータイプが主流。タイヤは1-1/2サイズのような太め。クランクは殆どの場合がトリプル仕様。これも当然フェンダー装備。

A.クロカン
 ロードレーサーにイボイボのクロカンタイヤを履いたモデル。今のシクロに近いけど、いまのシクロはベースがロードレーサーとは違うので微妙に違う。

B.パスハンター
 正確な認識はしていなけど、当時のランドナーにオールラウンダーバー、つまりフラットハンドルを装備してフェンダーを外したモデル。今流に言えばMTBみたいなもの。

 というような認識。このような認識に従えば、R2-4改スポルティーフは、3.のスポルティーフと4.のディアゴナールの間みたいな存在。ベースはロードフレームだけど、構成はスポルティーフ、更に、キャリアやギア比、パーツチョイスはディアゴナールに近いような形である。
 ここまでやって思ったのは、、、、、片倉のスポルティーフ、、、、ならば、グロワールが欲しいという気持ち、、、、でも、身体は一つ。この辺が単車趣味と同じ方向に行っている。ヤバイなぁ、、、、でも、当面はニシダサイクルさんに置いておく予定。

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