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2010年3月13日 (土)

シルクR2ロードのスポルティーフ化

 木曜日、絹自転車製作所さんからR2ロードが仕上がった連絡を受け、金曜日に到着した。
 春のサイクルシーズン到来ということでニシダサイクルさんも忙しくなりそうとの事なんで、基本は自分で家でゆっくり運動後にでも組んでいこうと思う。
 R2といっても年代別に各種存在する。シルクらしいというと、二枚肩+ラグレスという個性だけど、この流儀に当て嵌まるのは、R2-数字モデル、R2-R迄である。R2-K以降はラグ付きフレーム+楕円フォークという他社と同じ様な構成である。

 我が家のR2はR2-4で、海野のパイプ+ラグレス+二枚肩の丸フォークという仕様。R2-4はホワイト単色+シルクでも不人気の小文字筆記体ロゴのモデルだが、今回のレストアではR2-5と同じ大文字のロゴに胴抜き赤色仕様とした。違うのは、元のメッキが完全に終わっており、メッキは無しの仕様となった点だ。
 因みに、R2シリーズでは、R2-R迄はフレームは基本共通でコンポが違うくらい。R2-5、R2-Rはクランクがマイティコンペ、R2-4がプロダイという違い、メカ、キャリパーの違いというところだけど、本来のパーツは復元不能な傷み故に、全交換するので、どのみちオリジナルとは異なる構成になる。

 マニア的にレストアするならばロードレーサーなんだろうけど、この時代のロードはフェンダーダボがついて、前輪と下管、後輪と縦管の隙間が大きく間延びした印象を持っており、ロードレーサーに、その隙間は好みでないので、フェンダーを通してスポルティーフにしようと決めた。他にも、BSのロードフレームによるTTロードや、ステンレスフレームによるロードを持っているので、スポルティーフが欲しいというのがホンネなのだ。
 それで、フレーム塗装を以来する段階で、スポルティーフ向けパーツの選定と準備を進めてきた。

 因みに、確定仕様は何?っていうと、、、、
・フレーム:シルクR2-4、T-CC530mm、S-CT530mm、SA74°
・ヘッドパーツ:Panasonic輪行ヘッド
・キャリパー:高木のチェリー、センタープルキャリパー(新品)
・Bレバー:DURA-ACE(譲渡品)
・ステム:日東ハイクラウン(80mm)(譲渡品)
・ハンドル:日東B105(390mm)(譲渡品)
・前後メカ:サンツアーセブン、ラーレーOEM(新品)
・シフター:ユーレージュビリー(新品)
・クランク:スギノPX+TAタイプ6スポークダブル(48-34T)(新品)
・サドル:VELO錨打ち(新品)
・ポスト:27.0アルミ製メーカー不明(昔の在庫)
・リム:ARAYA RC-540 700C-WO(新品)
・ハブ:TIAGRA HB/FH-4500(新品)
・カセット:CS-HG50(14-15-16-17-18-19-21-23-25T)(新品)
・キャリア:前後センタープル用(前:新品、後:昔の在庫)
・フェンダー:AKIアルミボードフェンダー(新品)
・ライト:ノーベル単一×3本仕様+LED球(新品)
・クランプ:マルイチタンケンクランプ(新品)

 ってところ。スポルティーフといっても、小林号とは違い、もう少し古風にしてスマートかつスポルティーフの流儀に当て嵌めたいということで、フロントはダブルの仕様にした。

 一番の勘所のギア比については、重いギアは不要だけど、アウターとインナーの間は広くしたくないということで、48-34Tという今でいうコンパクトクランクに近い構成だ。この歯数比はオ・モイヨWで使っているカンパのミラージュと同じ歯数比仕様でもある。カセットは小林スポルティーフでお気に入りな14-25Tという歯数構成。
 完成目標は5月連休のGW頃。春サイには、小林スポルティーフかR2-4を使いたい。犬印のフロントバッグを付けて走るなら小林号、小型のフロントバッグならR2-4ってところだろうか?自転車はやっぱり、コレ系の旅車両が一番しっくり来る。

 自転車ブームだけど、自分の自転車のマイブームは完全に70~80年代志向だ。未だに、何乗っている?って会話で、横文字の舶来ブランド名を答えるのは、七五三的に恥ずかしいようなイメージが強い。東叡とか、片倉とか、小林とか、、、、そういうのがカッコイイ。次がニシキ、深谷とか、その次がBSとかパナ、、、、そんな感じ。三連勝とかナカガワとかは、畏れ多いって感じだ。

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