先日の記事にも書いたけど、フルサイズの自転車は自分の場合は車に載せる前提が無いのだ。
フルサイズの自転車は、ロードレーサー、ピストバイク、スポルティーフ、プロムナードが自分の領分だけど、ロードレーサー、ピストバイクは健康増進の為であり、走る場所が限定されたエリアのみ。近場のコースを周回して距離を稼ぐだけであり、それ以外には使わない。プロムナードバイクっていうのは、所謂ポタリング車であり、町内散歩限定だから当然車に載せるなんて想定は皆無。スポルティーフっていうのは旅行車、、、、旅行車の醍醐味は、連続的に、非日常に移るプロセスを楽しむ乗り物。家を出発点として、少しずつ離れて休日らしさ、旅らしさ、非日常らしさを嗜むもの。逆に、帰宅するにつれて、旅の終わりを感じるもの、、、、そういう使い方だから、いきなり遠くに持っていって乗るというのは、チョット考えにくいのだ。自転車旅行の醍醐味は自由ということ。車で持っていくとなると、車を停めた場所を基点とした行動範囲の制約が生まれる事自体が好みでないのだ。だから、遠くに出る時は輪行で自由気ままに予定変更できる身軽さを大事にしたいのである。
そんな訳で、フルサイズの自転車を車に載せて出掛けるという考えが無いのだ。
人によっては、中央森林公園のような所に自分はロード、家族を同行、子供は幼児車という組合せもあるんだろうけど、家族をほったらかしに一人ロードは性格的に出来ない。家族構成的に、少なくとも一番小さな子供が人並み以上に走る小学校高学年くらいにならないと厳しい。新小学二年生+補助輪無し自転車が微妙な幼児では難しいのである。そういう状況では、同じ場所にレジャーと託けて通うのも、自転車好きが自分だけなら、子供や嫁的に楽しいか?というと、、、、そうでも無いような気がするし、同じように、嫁や娘のショッピングに終日付き合わされるのは嫌。つまり、そういうのは、家族をダシにした自分のエゴにしか見えないし、気兼ねの中では楽しめないというのが自分の考え。まぁ、夫婦でスポーツサイクル趣味、子供が勝手に過ごす年齢とか、同じ趣味で相応の世界という条件なら話は変わってくるだろうけど、残念ながら追い込むような自転車とか、攻め続ける単車という趣味は家族で自分だけの世界だから仕方ない。
それ故に、仮に、家族で自転車レジャーなら、同じ価値観、同じ楽しみが出来る世界のみ。自宅を基点とした自転車旅行で花見に出るとか、土師ダムサイクリングターミナルでノンビリ走るとか、そういうのを子供が幼い時限定で楽しむような方法。つまり、子供が幼い時代に、それに併せて楽しめれば、、、、という程度だ。そういう前提では、車に載せる自転車は何よ?って考えると、、、、、
幼児車、嫁用ファッションサイクル、、、、それと同行可能な自分の自転車、間違ってもラングスター、シルクR1ピストとか、、、ステンレスロードとか、、、そういうので走っていると滑稽だし変。有り得ない。
これが結論になる。子供が大きくなって、特に、長男なら二輪車好きになる可能性はあるけど、その場合は、家を基点としたサイクリングなりツーリングなりとなるのだが、それには数年以上未来の話。
まぁ、自分が独身とか、嫁に子供を連れられて逃げられたような存在なら、ハイエースのようなキャンバーが最高のアイテムになりそうだが、そうでないなら、そうなるのを助長させそうな行動はチョット出来ない。まぁ、気兼ねし過ぎかもしれないが、自分の趣味に理由を付けて周りを巻き込むというのが性格的に出来ないのである。自分の趣味と言えば、自分の世界であり、家族であれ、同行する事は不可能という思いがある。心地よく踏んで乗るとなると、そりゃぁ、、、、ショップで出掛けても最終的には単独となるし、ツーリングでは一人旅になる事ばかり、、、、その時に、至高の喜びを体感しているのが現実。
家族で楽しむには、それを最優先したメニューを作る。そして、嫁の時間、子供の時間という風に、それぞれが趣味に没頭できる時間を作ってやる事で、自分だけの時間を年に何回か作れれば、その時に楽しみたいという考え。その楽しみ方は、冒頭のような価値観があるがために、フルサイズロードバイクや単車を運ぶ必要性が無いので、車とは切り離して考える事が出来る。
この度の車は、業務車両然としたライトバンと同じワゴン。これに併せて、幼児車×2+自分のスピママ号、それに更に一台載せる事が出来る自転車も買った。乗る頻度は年に一度か二度の超稀だけど、それでもOK。予算は三万円、嫁好みのママチャリ。パナソニックの型遅れの六段変速自転車だけど、結構お気に入り。置き場所は申し訳ないけどニシダサイクルさんという状況、、、、、
この嫁用ママチャリは、黒貴重だが錨打ちデザインのスプリングクッションのついたサドルにフロントキャリア、黒のフェンダー、そして自動点灯のヘッドライトシステムも装備。当然、スタンドも付いている。製造年数は三年だけど、最終年度には少し改良を受けている。具体的には、ホイールのスポーク本数が増えて、スポークがワンサイズ太くなっているのだ。理由は、初期モデルにはスポーク折れが多発していたためだ。恐らく、それでクレームを訴える人が居たための対策だと思われる。仮に改造するとすれば、ギア比を軽くするのにチェーンリングを思いっきり小さくするかな?って事くらい。良い案配だ。
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