ミニマム、ローエンド構成も
定番のコースを定刻に走っていて思う事がある。それは、走っている人は季節によって増減するってこと。春になると、確実に出会う人が増えてくる。それから、出会う人が増えると、特に、負けず嫌いというか、全開バリバリ系なオジサンが特に目立ってくるということ。
春になって出てきて、ガシガシ全開バリバリ系なオジサンっていうのは、通勤自転車や、通勤に使っていそうな感じのスリックタイヤを履いたMTB、クロスバイク、フラットバーロードが多く、ロードバイクでも滅茶苦茶高価という訳ではないようなクラスの人が多いように見受けられる。
三月以降は、出走した日には毎日、そういう人と遭遇する。みんな、傍目から見ても一発で判るように力一杯、目一杯、果てる迄、、、、凄く一生懸命に漕いでいる。物凄い勢いだ。こういう風景を目の当たりにすると、なんか微笑ましいし、春だなぁ、、、、なんて思う今日この頃だ。そういえば、そこで見る自転車はどんなタイプっていうと、AEONの通勤自転車のCMで見掛ける奴だ。アルミフレーム、オートライト、7段変速、、、、SPORTS.BIZとか言ってTOP VALUEの自転車29,800円っていうもの。
そういう通勤系自転車で休日に土手を走っているっていうのは、多分だけど、春になったから健康に良い自転車を利用しよう!自転車なら通勤に使っているのがあるから、これでジョギング代わりで走ってみよう!ってノリなんだろう。それが、通勤自転車+チョット汗掻いても良い運動スタイルで周回という形になるのだろう。
それにしても、そういう系の人が思いの他に速いのがチョット驚き。運動しよう!自転車は?そうだ、通勤号で!ってノリ故に機材がどうこうって拘りが無いのだろうけど、或る意味、そういうシンプルな考えは格好いい。それが結構、走るのである。
そこで、ふと思ったのは、先日作ったのがビーンズハウスB-BH062改の事だけど、DAHONのOEMフレームベースにMF-TZ30って6SボスフリーにターニーRD-TX31って仕様が、結構ストレスなく、フリクションを感じることなく、イイ具合に走るのである。
春になって増えてくるのは、こういう系列の自転車。マニア的には有り得ない構成なんだろうけど、見た目にも実体験からも、ローエンドターニーでも十分使えるというのが感想。これ系の構成ならAEONの自転車では無いけれど29,800円で700Cが組める。ここ最近、川沿いで遭遇する自転車も高くてもSORA組。殆どが2200/2300系とかである。そして、そういうのが結構速いのだ。
で、思ったのが、、、、どれでも一緒かな?って事。
そういえば、コンポこそ、そこそこだけどメチャ重のオ・モイヨWW号でもビックリする程走る。
純粋に休日ダイエットならば、機材なんて何でも良いのだろう。ロード系最廉価仕様のA050+ターニーで7速バイクでも作ってみようか?なんて思ったりする。兎に角、激安仕様。総予算を2万円程度でも大丈夫かな?なんて思ったりする。不要なモノ外して、必要最小限で組めば、案外、マトモに走る普通の自転車が出来るかな?なんて思ったりする。或る意味、リターンオフとか、色んな底辺クラスが存在しているようだけど、そういう激安系統も楽しそう。
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コメント
何よりも大事なのは、キチッと整備されているか?ですね。
グレード以上に整備状況が性能差に大きな影響を及ぼす事が結構見落とされていますよね。
投稿: 壱源 | 2010年4月14日 (水) 23時47分
“自転車は年間通じて運動を楽しめるよ”と言われたことが有りました。その時はあまり乗らなかったので気付きませんでした。通勤などで自転車を使うようになって、納得できました。暖かくなって自転車に親しむようになった方々が、年間通じて楽しめるようになっても良いですね。 先日、使い古したシティサイクルの後輪ベアリングのメンテナンスを受けました。ボールと玉押しが減って居て、交換しただけですが、違いが判るほどスムーズに動くように成りました。整備費500円は高く無かったです。
投稿: クマ | 2010年4月14日 (水) 20時55分