嫁チャリのカスタマイズ
我が家は団地の急勾配、、、、それ故に、軽いギア、電動アシスト、脚力の何れかが必要。電動アシストは違う、、、脚力は無い、、、となると、軽いギア、、、、これに尽きよう。
そこで、嫁用に買った自転車が前が52T、後が14-28Tの6速フリー、タイヤサイズはHE20インチだ。つまり、ロールアウトは、5.6m~2.8m、、、、これは無理だろう。で、チェーンリングも交換予定。候補はカバー付きの一品にする予定だけど、42Tあたりが候補。42Tクランクなら、何処かに転がっていたような記憶がある。そうだ!ブリヂストンの婦人車、マークローザの歯数が42T、そして洒落っ気のあるダブルガード+チェーンカバーだ。これは良さそう!完成車の歯数をチェックするとBSの小径車は46Tがデフォルトのようだが、46Tは平地に住む人向けだろう。サカモトサイクルなんかに多い33Tでは軽すぎる。そんな中でBSのマークローザの42Tっていうのは悪くない。因みに、42Tにすると4.5m~2.3m、、、軽い方が微妙に足らない、、、、6速フリーを物色する。すると、、、シマノの子供車向けのボスフリーでメガレンジ搭載の14-34Tを発見。コレならどうか?4.5m~1.9m、、、、これなら大丈夫だ。当然、Rメカは純正では厳しそう、、、、ふと、思い出した。そう、ニシダサイクルさんに何かから外して転がっていたターニーがあったよな、、、、で、交渉!しかし、メガレンジは厳しいということで、適当に何種類かを見繕ってくださるという事。何とかなりそうだ。
なお、7速は?って話を質問される場合もありそうだけど、入手性の悪い7速フリーにして、シフターから何から変えるくらいなら、無意味にコストアップする。そうなると手持ちのストックパーツでサッと9速に移行するのが吉。変速段数なんて、重いと軽いの二種類で十分だろう。普通に考えると、三段くらいで十分なのだ。なるべくチープに作って、、、、十分に機能させるのがスマート。
早速、これで作成予定だけど、、、、こうすると駆動系は総替えになりそう。でも、楽しそう。前が52T×後が14-28Tを42T×14-34Tに変更。因みに、52×14ではロールアウトは5.6mなのだ。これは自分でも踏まないギア、、、そんなギアは嫁には不要だ。自分が街乗りで使うのは52×18で4.3m位のもの。つまり、42×14で4.5mが在れば嫁には十分なのだ。小さな事だけど、常用域におけるチェーンテンション、チェーンラインに気を配っているのだ。常用域がトップよりで構成。滅多に使わないけど、坂道用のロー側には42×34で1.85mである。これは、西DAHONの1.95m、スピママの1.78m、LGS-MVFの1.94mと近い数字。この軽さなら結構誰でも坂は漕いで上がれる。
考え方は、ギア比の軽い数値に特に注意するということ。他には、、、、、なんも留意点は無し。バカですね、、、、ギア比云々は踏んだ時に出た速度で走るという考え方。こういう割り切りも大切なのだ。因みに、嫁チャリを20インチHEに拘った理由、、、、それは、自分、娘と同じタイヤサイズにしておけば、予備チューブは一本でOKだから。
この自転車は家族でドライブする際の嫁用オンリーである。つまり、使い道は極僅か、、、、その先どうなるか?っていうと、実はこの自転車、カスタマイズの可能性が滅茶苦茶広く、好き勝手出来そうだし、自分もコレ系のノウハウは十分なのだ。
だから、娘が成長して今のZIT-2020が手狭になった時に、娘の趣味がMTBとかロードに進まなければ、この嫁チャリをカスタマイズして載せるのも悪くないと思うのだ。このままでも良いし、高速走行可能なタイプにカスタマイズするのも可能。使えるホイールセット等々は沢山転がっているので、大丈夫。この自転車の理想的な使われ方は、嫁が使って、娘が使うというパターン。この自転車なら持ち運びも便利だから、子供に使わせて車で自転車ごと積んで帰るのも楽勝。そうすれば、今の娘チャリが息子チャリにスライドできるのでイイ具合なのは間違い無い。
まぁ、そんな計画だが、計画倒れになったとしても、自分自身が気に入っているので、暇つぶしにでも、451WO(ALEX DR-13リム+ROADLITE EX 1-1/8)で保管してあるカプレオクロウス(9-10-11-12-13-14-15-17-20Tセット済み)のホイールとFメカブラケットを併用してミニベロでも作ってみる予定。
自転車は単車と違って腐るモノではないので、気に入ったのが在れば買って置いても大丈夫。ホントに気に入る自転車っていうのは、なかなか出会う事が出来ない。代替えが出来るモノなら構わないが、オリエンテッドな何かが自分で認める事の出来る要素が在る自転車は稀だ。ショップ在庫のラスト一台で、ラッキー!ラッキー!
因みに、この自転車は何?っていうと、前々から誉めていた自転車。自転車に走りを求めずに望む人に勧めていた自転車。実際、身の回りにも乗っている人が多いし、紹介した結果喜んでいる人の多い自転車、、、、、そう、PanasonicのDAHONのOEM車のビーンズハウスB-BH062型である。2009年モデルのアルミフレームでRe-Bar構造のフレーム+エンド幅100mmのフォークを持つモノだ。エンド幅が100mm、130mmだから好き勝手出来るのも良い。イメージ的には2002年モデルのヘリオスに近い構成のフレームだ。Re-Barフレームでシートステーが上気味についておりトップ側歯数を大きくしてもチェーンとステーが干渉しないタイプ。正爪エンドだけどアタッチメントでメカハンガーの増設も可能なのだ。他にも、使っていないけど保管部品として台湾台座なるものも持っているので、将来的に家族が乗らなくなっても長く遊べそうなのだ。
なお、Re-Barデザインのフレームは鉄製ならインパルス、シボレー、ヤマホン等々でも多いけどアルミタイプは稀である。本家ヘリオスとアサヒのエバシオンくらい。アサヒのタイプはパイプが湾曲系でチョット好みでない。ストレートデザインはヘリオスとビーンズハウスのみ。
更に気に入っているのが、本モデルはインテグラルヘッドデザインでなくオーバーサイズのスレッドデザインという点。これは、我が家のスレッドタイプ西DAHONとインテグラルタイプスピママの同時使用で気付いた事だけど、スレッドタイプの方がガタツキが圧倒的に出にくいのが高ポイントなのだ。
最近でも相談されては推薦していたのだけど、結局、話しに乗って来なかった。薦めた結果、自分が欲しくなっては洒落にならないのだけど、自転車を載せて遠くに出掛けるプランが現実的になってきたので、買ってみたのだ。買って、精算して、自分のモノになると、更にイイ感じ。
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コメント
おはよう御座います。
40×14で4.3mなら案外マトモでは無いでしょうか?昨今の風潮では、トップで7mなんて数字が必要みたいな構成を薦める所も多いですが、街ゆく女性、小柄で貧相な体型に下駄代わりの自転車、となるとクランクは短め、ギア比は軽めというのが悪くない選択だと思います。勿論、成人男性目線では物足りないかも知れません。
ただ、16インチクラスでクランク31Tとかもあるよようですが、その辺になると厳しいと思いますね。
投稿: 壱源 | 2010年4月 1日 (木) 08時35分
以前私が買った20インチ6速は40×14なので4.3m、6速で発進や坂もOK、クランク長短かすぎという使えないものでした。
フルサスで結構面白い乗り味なので、クランク、スプロケを替えて乗ってますが。
こんなの誰が乗るんだろう?と思いましたが、それなりに需要はあるようですね。
投稿: yama | 2010年4月 1日 (木) 07時10分