その目的は?
ダイエットっていうのは、今や社会全体のキーワードみたいになっている。
でも、ダイエットの目的は、それを志す人によって様々である。目的が違えば、理想が違う。理想が違っても言葉は同じ『ダイエット』、、、、この点に少々の違和感を感じる。
ダイエットっていうと、印象的には体重を落とす事であり、体重が落ちればOKか?っていうと、何とも言えないような感じである。
若い女性に多いのが、既に普通体型でありながら、過激に体重を落とす事を目的にした行為。結果がどうか?手段がどうか?でなく、純粋に体重を落とすという行為。好んで選ばれる手法が摂取制限による方法。確かに、摂取が減ると痩せるのは間違いない。
実際、街行く女性を見て思うのは、やりすぎでは?って程に痩せ細った四肢を持つ人の多さ。自分の腕の太さにも満たないような脚の人の多さ、、、、これって、チョット気持ち悪いというか、大丈夫か?って思う程。
次が中年男女に多いのが、肥満体型で、脂肪を落とす事を目的にしたダイエット。脂肪を落とす方法は様々だけど、脂肪を落とさなければならない状況から始めた方法の場合、摂取制限、カロリー制限という方法が多い。これも、摂取が減ると痩せるのは間違い無い。それでも、そのように食事指導を受けている人とか、病院で見かける人っていうのは、ホントに痩せる気あるの?って程に、痩せたとは思えない体型の人が多い。
ダイエット、、、、、その目的は美容だったり健康だったり様々だけど、選ばれる方法が基本は絶食、摂取制限という方法だったりする。
そもそもダイエットっていうのは、健康的な美しさであったり、健康を取り戻す事の筈。健康っていうのは、天から授かった能力を失わず活性化させて保たれた状態の筈。
つまり、ダイエット=備わった機能を失わせない事=楽しない事
では無いだろうか?
食行動っていうのは、口に運んで、物理消化、化学消化を経て体内に栄養分を吸収するという行動であり、そのプロセスを全て行う事が健康って事では無いだろうか?
機能出来た事が明日も出来る状態を保つ事が健康であり、今まで出来た事が明日出来なくなる事を老化や病気って事。
つまり、ダイエットっていうのは、昨日出来た事が明日以降も出来る様に身体を整える行動であり、世間でいうダイエットっていうのは、チョット違うような、そんな気がする。
どんなに痩せても、健康の数値が改善しても、昨日出来た事が出来なくなったり、若い頃に出来た事を諦めたりせざるを得ないのは、ダイエットによって得た結果が違うように思うのは考えすぎだろうか?
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コメント
そうですね。
ダイエット=体重が少ない、とにかく細い
という概念が支配的になっているようです。
実際、直ぐに折れてしまいそうな四肢の男女が多く、体型的に起伏のない人も増えたように思います。
投稿: 壱源 | 2010年4月28日 (水) 08時35分
こんばんは。
ダイエットって変な方向へ向かっている人も居ルンですね。絶食ダイエットなんてただの減量ですし。体を活性化できる量は食べないと、動けないですね。
最近知った事ですが、高齢に成ると吸収量も減るんですね。太った体型の方でも血液検査では低栄養状態の事も有ります。むくんでいるのに近かったりするという事ですね。
投稿: クマ | 2010年4月28日 (水) 01時12分