ラインナップ内の排気量
車探しを行っていると、今更ながら気付く事がある。
それは、同一車型の中でも排気量が複数選べるものが結構在るということ。一番の関心の高いプロボックスならば1300ccと1500cc、同系のヴィッツでもそうだ。1000cc、1300cc、1500ccと選べるし、上級のカローラ系でも1500cc、1800ccである。
殆どの場合が次のようになっている。
1.エントリークラス
1000cc/1300cc
2.コンパクトクラス
1300cc/1500cc
3.スタンダードクラス(大衆セダン、HB、ワゴン)
1500cc/1800(2000)cc
4.ファミリークラス(5ナンバーミニバン)
1800cc/2000cc
5.ミドルクラス(ハイト系ミニバン、FF上級セダン)
2000cc/2400cc
6.アッパークラス(プレミアムHB、上級セダン、上級ミニバン)
2500(2400)cc/3500cc
と、殆どが、このように分類出来る。エンジンの排気量というのは、ズバリ言えばトルクの違い。つまり、車両総重量の違いで排気量が区別されている。そこで二種類の排気量が選べるというと、下が標準なら上が贅沢という仕様。そうなっているのだが、経験上、体験上、普通でも十分といえば十分だけど、例えばヴィッツの1.5LのRSは凄く楽しいけど、1Lモデルは感動無し。アッパークラスで3.5Lなら余裕を感じるけど、2.4Lではチョット余裕迄は感じる事が出来ない。そんな感じ。実際、エスティマとかアルファードの2.4Lというとエンジンがきつそうだし、セレナの2Lも厳しい。
そんな印象だが、こういう感じは、昔の単車でも在った話。400ccのお下がり250ccは遅く重く不満ダラダラだったし、輸出仕様の550ccとか600ccのスケールダウン400ccも今一。900/1000ccのスケールダウン750ccも較べると判ってしまう。
しかし、兄弟車っていうのは下の排気量でも動くようには作ってあるのは事実。それ故に、上のクラスに乗ると、必要以上に余裕を感じるのも事実。実際、乗らないと気付かないけど、乗ると戻れない、、、そういうのはザラ。それ故に、兄弟車、同一車種で大小排気量があれば、大きなパワーユニットを積んだモノは、メーカー純正のチューンドマシンのような感じ。これは結構楽しい。
ふと、振り返れば、500ccのガンマだったり、650ccのSVだったりする。同じように、車も買うなら同じ排気量で、兄弟に下の排気量を持つ車と、上の排気量を持つ車を買うならば、下の排気量にラインナップを持つモノを買いたいところだ。
全然、買う気は無いけど、最近では初代ヴィッツの1.5RSは最高に面白かった。当時ならランクスの1.5Lを買うならば、ヴィッツの1.5を買うだろうなって事。
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