フロントキャリア
昭和の自転車小僧的には、フロントキャリアがスポーツ車、リアキャリアが通学車って印象だ。小学生のジュニアスポーツ車には後キャリアが付いていて、後に荷物を縛ったり、当時なら二人乗りしたりしていた。前は?っていうと、単なる二灯式のライト枠のような存在。そもそも荷台は実用車の象徴のような意識。そして、フロントキャリアっていうと、当時ならフロントバッグを載せるための補助台座的な印象。フロントバッグでリアはキャリアレスっていうのが定番的スポーツ車という印象を持っていた。
そして、フロントキャリアもカッコイイのは、ステムとハンドルの交差部に引っかけるようなフックキャリアが一番で、次がセンタープルピポット、カンティ台座を固定に使うキャリア。そういうのがカッコイイ印象である。
そういう訳で、意味もなく、直付け台座とか、ピポットボルトで固定するキャリアは結構保管している。キャリアでも汎用的にバンドで固定したり、伸縮ステーで位置が調整可能で適用車種が幅広い品は、実はあまり好みでないのである。
そういう意味では、最近入手して、暫くの間、小林スポルティーフで使っていた日東のM-18フロントキャリアは好みでないのだけど、非常に高価なパイプキャリアということで、今はBSトライバイクに移植している。他の愛車のキャリアはどうなっているか?を見ると、西DAHONはDAHON専用のアルミリアキャリアを後に、フロントにはアルミのVブレーキ台座を利用する汎用キャリアを装備。スピママ号には後に20インチミニサイクル用の汎用キャリアを装着している。小林スポルティーフとシルクR2-4改プロムナードには、センタープルピポットボルトで固定するVIVAの小型キャリアを使っている。
そんな状況だけど、実はフロントキャリアが大量に転がっている。センタープル台座専用のパイプキャリアが二個と、カンティ/Vブレーキ台座用のキャリアが5個だ。
で、この度、ふとスピママ号を見るとマジ軽ライトダイナモが車への横積みで位置がずれているので、そのガードに使えるかな?ということで、カンティ台座用のキャリアを付けてみた。
すると、、、、良い感じに付く。問題はヘッドライト位置が悪いのだけど、これはキャリアに隠れるように付け治せば良さそう、、、、。ということで、この自転車にもキャリア装着完了である。ビーンズハウスはフォークがキャリパー仕様で専用のフロントキャリアが装着済み故に予定は無いけど、将来的にも、このキャリアは使えそう。取り敢えず、Mくんの折り畳みであるランボルギーニにでも付けてみようかな?って考えたりしているところだ。
フロントにキャリアを付けるとカゴも付けやすい。一寸したモノを縛っても使い易い。目線の前に荷物が確認出来るというのは重宝なのである。カゴ&キャリア、今流行のスポーツサイクルには有り得ないのだろうけど、個人的には街乗りで実用途を考慮した自転車=下駄の延長であり、キャリア+泥よけは、譲れない装備だ。
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