読み
ジャンル問わずに言える事。それは、物事を見て過ごす時に、読みが当たった時。これが最高に嬉しいというか、楽しい。
何かを予測する。何を得るためにプランを練る。結果を得るための手法を考える。つまり、今出来ていない事を、色んな要素を考えて自分の考えや行動を決めていくのだけど、それが思い通りになった時程楽しい事はない。勿論、逆に、当てが外れると悔しい。
先を読むというのは、現状を如何に正確に把握するか?に依るのである。実際、材料開発なんかでも、これとこれを混ぜたらどうなるか?と言う前に、何を混ぜるか?混ぜる組合せを見出す根拠となる理屈に何を用いるか?というモデルを考えるところから始まって、実際にモノを作っていく。生まれたモノの強度改善を図る時、世の中の材料の強化機構を思い浮かべ、どの理屈が適用可能か?その理屈を取り入れるためには、どんな制約があって、何が使えるか?を算段して行動する訳だが、それがヒットすると、これまた嬉しくなるものである。
コレはダイエットでもそうだ。自分の状況から求める状況を得るには何がベストか?を考えるところが最初である。それに見合った計画を実践することで結果を確認するのである。
読みを如何に正確に行うか?それを自分で行うというのが一番であり、自分で読んで行動するから得た結果が的中すれば嬉しくなるのである。先を予測するとき、結果が良い結果かどうか?ということよりも、悪い結果であっても、それを予測して言い当てる事の方が大事。予想に反して悪い結果というのが一番冴えないけど、予想だに出来なかった好結果というのも、嬉しいようで、そうでもない。どんな結果であれ、それを見越す事が一番大事だ。
思えば、成長過程では現象から先を読むトレーニングをしてきたようなモノなのだ。読むには、今がどうやって為ったか?を考えないとダメだし、物事はどのように進むか?を知らないとダメ。恐らく、分野は違っても、モノの読み方っていうのは共通だろう。何か一つの世界で、過去を見て、未来を読む力を身に付ければ、どの分野でも、そういう考え方が出来るようになるんだろう。
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コメント
何が一番嬉しいか?っていうと、くじに当たるとか、思い掛けない幸運とかよりも、予想が的中する事ですね。良い結果を期待して期待通りになったり、景気悪化を予測して景気が悪化したり、、悪い結果であっても、それを予測して当たれば何故か嬉しいモノです。
投稿: 壱源 | 2010年4月14日 (水) 23時46分
こんばんは。そうですね、思い返せば学校で勉強するのも考え方、取り組み方を学ぶ面が大きいはずですね。
投稿: クマ | 2010年4月14日 (水) 20時43分