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2010年6月28日 (月)

2011年モデル Ninja 400R 登場

 @niftyのバイク関連ページで拾ってきたモノ。

http://bikelife.nifty.com/cs/news/detail/100618037334/1.htm

http://bikelife.nifty.com/cs/news/detail/100618037335/1.htm?nwsThough=1

 である。モロ、ER-6fベースのスケールダウンモデルで、Ninja250Rと連続性を持たせたデザインという感じ。

 このようなカウルの付いたデザインのミドルクラスが登場する事自体が驚きに値する。Ninja250Rの登場以来、幾度と無く噂に上っていたモデルだけど、遂に登場という訳だ。
このクラス、スズキからも規制値オーバーのモデルが登場したりとしている。

 しかし、80年代のレプリカブーム、90年代のネイキッド、アメリカン、ビンテージブームと違い、このクラスのユーザーが何を欲しているかが非常に見えにくいのが今の時代。
 実際、Ninja250Rが登場した時は好意的な論調が多かったけど、その後の売れ行きを見ると、失敗とは言えないけど、そこそこで、そのジャンルへの追随モデルが登場しないところを見ると、市場自体の活性化は未だ、、、って印象だ。

 ここ最近はどうよ?っていうと、取引先のガンマ乗りの話でRC60が登場するとか効いたけど、直感通りに、ヤングマシンのネタだし、その期待は判らないではないけど、市場が夢のモデルを具現化する程に潜在性を秘めている様子も無いのが現状だ。

 RC30の登場の前夜の市場は、今の時代とは全く違うのだけは確か。まぁ、1000ccをRC60という商品名で扱う事自体がRC30とは違うのだろうし、それらしくなら責めて商品名としてRC51を謳ったVTR1000Rのようなフィロソフィーとレプリカ元との強い関連性が必要だろうけど、それも探す事が難しい今、RC60っていうのは期待したいけど、ネタ的要素が強いというのが今の感想だ。

 今、注目を浴びているモデルにCB1100というのがあるけど、これは90年代のゼファーと同じ方向性のパイク的なもの。レトロ調なもの。それから踏み出したようには見えない。

 本当に前を向いた商品開発というと、スズキのグラディウスとか、新世代のZ1000とか、そういう系統だろうと思うけど、新しい方向性の提案が時代と合っていないのが今のようだ。
 本当に市場が活性化するのは、過去の焼き直しでなく、時代に合った新しいもの。新しい時代に相応しい見た事のないようなモノなんだろう。個人的には、今の時代を移した今らしさっていうと、最新のVFR1200にそれを感じる事が出来る。それがヒットしないとすれば、その新しさの提案が時代の求める要求にマッチしていないからだろう。
 過去の焼き直しで小さなヒットというのは、小遣い稼ぎになっても時代を作るというには当て嵌まらないように感じる。

 過去を振り返れば、本流としては、70年代迄がマルチシリンダーの普及という多気筒化の時代、80~90年代がレプリカバイクの普及、重量車の先鋭化でいう高速化の時代、00年以降がスクーターの大型化に象徴される快適化の時代だと思っている。亜流としては焼き直し、ビンテージ等々存在するけど、大きな意味では、前述のように感じる。

 マルチシリンダー、レプリカ、快適と進化すると、次は何か?この流れ、まるで車の世界にも通ずる。大型化、高性能化、利便性追求と来ている。車の世界では、環境性能、小型化という方向が一つの方向性、、、、ならば、単車はどうか?というと、小型化、利便性という方向だろうか?125cc以下に案外次のマーケットが存在するのかな?と考えたりする。

 そんな感想だが、Ninja400Rは、果たして、何を見つめて、何を期待して登場したのだろうか?

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