折り畳み自転車で40km/h、出る?
表題のフレーズでの検索が多い。興味深い。ググってみると、その解答にDAHON系ならとか、そういう話が散見される。
で、正直どうか?というと、自転車なんて車型に差違は皆無だろう。少なくとも、街乗りでせいぜい1km未満の距離の漕ぎでの差違なんて、ほとんど無い。
つまり、折り畳み自転車でも、40km/h出すに見合った構成なら、普通に出るのは間違い無い。ここでいう見合った構成というのは何?っていうと、これは脚長に見合ったサドルの高さの確保というのが最低限度の要素であり、ギア比くらいだろう。
ギア比にチェーンリングで52T以上、スプロケットに13T以下という文面を見つける事も出来るけど、それは不要だろう。52Tならスプロケットで14T程度でも十分。それで5.6m程、これを120rpm漕いだら40km/hだ。これ、ビーンズハウスで十分なのだ。
ただ、出るには出るけど、出すモノ?っていうと、微妙なところ。まぁ、自転車の楽しみ方っていうと決まりは無いから、何しても良いけど、役違いの使い方(乗り方、いじり方)っていうのは、ヘタすると笑いモノになる。
折り畳みにドロップハンドル、、、悪くないけど、どうなの?って思うし、折り畳みに過激な改造っていうのも、どうなの?って思う。また、普通の折り畳み自転車で無気になって爆走っていうのも、どうなの?って思う。
やるとすれば、折り畳み自転車のカスタムでも、笑いモノにならないギリギリの線で纏める方が良いかな?と思う。正直、自分の自転車を見ると、西DAHONは完全にアウト、ルイガノMVFは全然OK、オ・モイヨWW号はセーフ?微妙な判定という気がする。
折り畳み自転車で許される?のは、見た目は限りなく、用途を見失わない体裁を保ち、乗る際も基本はクールで無気な感じを隠しきって、それでいて激速!っていうパターンだろう。
そういう面では、スピママ号とかは、相当に○だと思う。ギア比は選び放題、ポジションも完璧だけど、見た目は普通に折り畳み自転車。こういうのがアリだと自分では思う。
勿論、完璧に合格というのは、速度を捨てて乗る人に会わせた乗りやすさを追求したようなビーンズハウス改のようなモデルだろう。勿論、これは40km/hは出ない。ロールアウトで4.5m程だから頑張っても25km/h迄だけど、この範囲で乗るのが折り畳み自転車らしい使い方とも言えよう。40km/h出るか?で折り畳み自転車を選ぶよりも、40km/h出すんなら、どんな自転車が相応しい?を考えて選ぶ方が自然なのは確かだ。
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