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2010年6月19日 (土)

久々のCAD遊び

 久々にCADを使って遊んでいる。
 そもそも、CAD操作っていうのは嫌いである。CAD自体を知らなかった時では、CADの動きや仕組みに関心があったから興味アリアリだったけど、CADシステムのプログラムの動き方、システムの管理形態、内部要素の管理形態、運用のルール等々が判れば、正直関心は全く無くなっている。
 最初は線分を引く事だけで感動していたけど、オペランドに対する動作のルールが判り、コマンドの動き方を理解し、システムのカスタマイズ等々が判って、ユーザーカスタマイズというレベルが出来るようになってからは、一気に魅力を失っている。

 新しいモノ好きではあるけど、判った事は繰り返し出来ない性格だから仕方ない。それ故に、CADを触って居たのは初期の僅かの期間。その間にCAD講習で新入社員に操作実習等を行ったりしたけど、自身はCADを操作する事自体は嫌いだったりする。CADに限らず、同じ行為を繰り返すのがダメなのだ。

 だから、図面を書くっていうのは結構苦手なのだ。線を一本書くのはOKだけど、二本書くのはダメだから図形が書けない、、、、、

 それはさておき、そんなCADを使って子供部屋のレイアウトを検討中なのだ。これは以前も書いた事だけど、非常に手狭な研究棟に機械、計測機が大小合わせて22セット以上あるのだ。研究棟のシャッターでの車の出入りを確保する前提となると、更に場所は手狭となる。

 この中の新しい配置を書いてみては、現場でスケールで確認してはNGか、、、、と言う事を繰り返している。棟内の配置では、移動不可能な大型機械はそのままだけど、移動可能なモノを少しずらしては、配置を検討、、、これを繰り返しても、これだ!って所に行き着かない。
 今回は、機械配置を変える理由は、棟内に詰め所を設けるので、更に手狭になるからだが、現時点でも相当に苦労して考えた結果故に、納得の配置が見つからない。少し図面上で動かしてみては、元に戻す、、、、これの繰り返しだ。

 CADの良いところは、試行錯誤が何度も出来る事。こうやってダメなら元に戻す、、、これはワープロでの原稿書きの推敲作業の効率化に通ずるものだ。

 今更ながら思うというか、実感するのは、電子媒体のデータっていうのは、試行錯誤でやり直しが無限に出来る事である。試行錯誤を繰り返さないのなら、この電子データの利用価値っていうのは、随分と減るかも知れない。こういう作業は嫌いではない。

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