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2010年6月23日 (水)

境界型?糖尿病

 身近なところで、境界型糖尿病って言葉を聞いた。
 ところで、境界型って何よ?を調べると、これは日本固有の表現らしい。具体的には、糖尿病と判定するには微妙な状態ということで、普通は『耐糖能障害』との病名らしい。

 これは、慢性化というか糖尿病状態に陥る前段症状の事で、進行する確率が1/3、快復する確率が1/3という事だそうだ。なお、境界型と判定する血糖値条件は、早朝空腹時血糖値なら110~125mg/dlの間であれば境界型、経口ブドウ糖負荷試験では2時間値が140~199mg/dlの間が境界型ということ。これが2型に進行する率は1/3で、残りの2/3については、境界型の時点では、眼底出血など糖尿病に特異的な合併症は稀にしか起こらないそうだが、狭心症や心筋梗塞、そして脳梗塞などの心血管系疾患になるのは、境界型の方が非常に多い。勿論、境界型は放っておけば、やがて糖尿病域の方へ徐々に悪化する。最終的に、糖尿病と診断されてからでは手遅れな訳で、これは最後通告と捉える危機感を持つのが重要だ。少なくとも今までのような曖昧な生活習慣改善にとどまらず、厳格な食事療法、運動療法が必要であると事。つまり、境界型は、治療面から言うと糖尿病なのだ。

 ところで、境界型糖尿病のような予備軍を含む患者っていうのは、高齢者に限ると6人に1人とも言われており、既に一般的というか稀な症例では無いようだ。
 糖尿病予備軍からの治療というと、運動習慣を身に付けるというよりも、高齢者故に血管等のダメージも長期的に蓄積しており、逆に、重大疾病を引き起こしかねないので、安易に、運動推奨とか無責任な持論を展開するのも考え物だ。

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コメント

昨今の生活習慣病、糖尿病の予防に運動!って論調が普通ですが、その対象の多くが高齢者という状態では、その論調に従って病を発症させる引き金に運動自体がなりうる事もある訳で、あまりに無責任な論調は考え物です。
以前にもありましたが、市役所でのダイエットで亡くなった職員のニュースになんかを思い出したりします。

投稿: 壱源 | 2010年6月24日 (木) 23時49分

 そうですね。リスクが少しでも少ないうちに、楽しみながら運動を続けられると良いですね。

投稿: クマ | 2010年6月24日 (木) 22時52分

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