« 単車でエクササイズ♪ | トップページ | フリクション »

2010年6月11日 (金)

違和感が無くなる瞬間

 先日、冬場に負傷した箇所の違和感が在る事を記事にした。
 その後、関節の稼働範囲全般に動かすような軽い動作を取り入れたのだけど、そうすると、先週の金曜~日曜日にかけて、肩の内部で針を突き刺すような痛みを感じた。勿論、我慢出来ない程ではないけど、明らかに変な感覚である。

 しかし、月曜になって内部の痛みは消えていき、関節の稼働範囲全体で動かしても大丈夫っぽくなってきた。それまでは、ダンベルのサイドベント等では変な感じだったけど、それも無い。

 寧ろ、無理な動作で痛みを呼び起こす前の方が違和感が残っていたような、そんな感じである。
 これって、良い事なのか?悪い事なのか?は判らないけど、過去に似たような経験では、大腿骨の粉砕骨折後に骨折箇所のプレート接合手術の後に膝関節を動かす時に感じた感覚に近い。
 当時を振り返ると、膝が殆ど曲がらなくなり、それを曲げるのに関節を暖めては少しずつ動かすのだけど、極僅かの曲げが膝の内部で激痛を呼んでいたのだけど、そんな感じである。

 怪我によって腱を動かさなくなると、そこは動かない状態をデフォルトとしてしまう。快復の後に動かそうとしても動かないから痛みを呼ぶ。しかし、動くようになると、その痛みは消える、、、、そんな感じである。

 怪我からの復帰としては、安静完治が大切だけど、十分以上の時間が経てば、全くの違和感が無くなる迄の動作を回復させなければ、元の状態には戻らないのかもしれない。
 これは結構大事な事だ。この兼ね合いがとても難しい。物理的に回復しているかどうか?の判定が難しい。治っていなければ怪我が癖になる。時間が経ちすぎると感覚が戻らなくなる。
 今回、違和感を調べるために稼働範囲をリハビリ的に動かして、何とも言えない痛みを感じたけど、逆に、それで違和感が消えたのである。この最後の峠を越えるかどうか?越えるべきかどうか?が一番難しいのだろう。

 そういえば、スポーツ選手が大怪我を負って機能を回復させるのは凄く難しいという話を聞くけど、彼らの怪我とそれによって生まれる恐れ、違和感というのは素人の想像を絶する世界だろう。早く治したいと焦れば怪我が習慣化する。機能を回復させなければ生活出来ない、、、、考えれば、非常にハードな世界だ。

|

« 単車でエクササイズ♪ | トップページ | フリクション »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 違和感が無くなる瞬間:

« 単車でエクササイズ♪ | トップページ | フリクション »