ランナー、自転車、やっぱり
先日、ランナーと歩行者は違うって記事をアップした。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2010/06/post-480f.html
である。
最近の荒っぽい論調の中では、自転車でもスポーツサイクルということで競技練習をするのは、単車や車のスポーツライディング、スポーツ走行=暴走という認識の元で、迷惑千万という意見を聞く事も少なくない。
しかし、自転車に限らず、単車、四輪を含めてスポーツ走行がダメで、それ以外の実用ならOKという論調は基本的に有り得ない。公道であり、目的がスポーツだろうが、生活だろうが、営業行為(配送、送迎)だろうが、好きにすればよいのである。
大事なのは、公道ということで多くの人が使うので、公共性を意識するということ。その目安が法律として存在しているので、基本は法律遵守、マナー遵守を意識すれば、好きに生活利用しようが、スポーツ走行しようが関係無いのだ。
勿論、この原則は歩行者にも当て嵌まる。歩行者が生活利用する上でも、歩行者がランナーとしてスポーツ利用するにもそうだ。歩行者で生活利用だから全てが許されるのでなく、場合によっては、ランナーと携帯音楽プレーヤ、携帯電話操作で前見ずに歩く歩行者の事故ならば、後者の方に否があるのである。
事故が起きたから、自転車が悪いとか、ランナーのマナーが悪いとかの話が飛び交っている。事故の詳細は、ニュースだけでは判らない。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/accident/395467/
ここにも事故のニュースが挙がっているけど、自転車とランナーがどういう意識関係、意識状態か?というのは判らない。
ぶっちゃけて思うのは、自転車も歩行者もランナーも前見ずに盲目状態で進む人が非常に多いのが実態。そもそも、ぶつかるというのは、双方或いは片方が前を全く見ていない状態の場合が殆どだ。
実体験で、自転車で走っている時、対面してくる歩行者とか自転車に警告を発する事の方が多いのだ。こちらが数十メートル手前から認識していても、すれ違うまで全く気付かない状態っていうのは物凄く多いのだ。頭がこっちを向いているから見ている?って思っても、そうとは限らない。まぁ、多くの場合は下、横を向いて進んでる場合が多い。そういう場合は、十メートル手前くらいでベルを鳴らす等をするけど、サングラス等で目線が確認出来ない状態で顔はこっちを向いていても見てない奴が凄く多いのだ。
まぁ、そう言う場合は、直前の1メートル近辺ではベルは間に合わないので怒鳴る事が殆ど。
もしかして、目の不自由な人の気持ちを判るように前を見ないでみんな移動しているのかな?なんて思う事も在る程だ。
最近の多くの事故、歩行者がらみ、自転車がらみで正面衝突ネタが多いけど、移動速度の小さなものが正面衝突っていうのは、正直、前を見ていないからとしか言いようがないのである。
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