オリジナルシャインテール製作中
プロボックス用のダミー灯室の点灯目的に尾灯、制動灯の4灯化+リヤフォグランプ増設を行っている。
材料はプロボックスのテールランプアッシー、JZX100型マークIIのテールランプアッシー、それにT20ダブル球を二個追加というもの。他が接続用カプラー少々というところ。
実車に付けることは無かったけど、企画して最初に完成したのが次の仕様。
基本は、T20ダブル球をダミー灯室に設置して、高輝度側を制動灯、後部霧灯で使用、低輝度側を尾灯で使用というパターン。これで、制動灯が純正+増設の合計4灯、尾灯も純正+増設の合計4灯という仕様が完成である。なお、増設T20ソケットに向かうラインには整流ダイオードを入れていた。これで、迂回電流で制動時に純正尾灯が点灯する事も防止できていた。
しかし、これはやっぱり没である。
理由は、平成18年以降生産車適用の保安基準に合致しないから。
最新の保安基準では、尾灯も制動灯も各々合計2灯迄だからである。尾灯とは違い低輝度のスモールランプならOKという話も在るけど、本来、尾灯自体が車幅灯でスモールランプ扱いである。だから厳密にはダメなのだ。
車検時にのみカプラーを外すとか、球を抜くとか、或いは、手元に隠しスイッチで有効無効を切り換えるとかが考えられ、実際にそういう策で抜けている人も少なくないけど、いい年したオッサン的には無しである。
勿論、そこで後部霧灯としてリヤフォグランプ増設するだけでは芸がない。
で、考えたのが、制動灯、尾灯も各々合計2灯迄の点灯しかさせないけど、点灯パターンを変える事で対処する方法。
今回の目的は、光らせたいというよりも、最近やたらに多い車間を取らない車の接近運転と、カマ掘られるのが嫌だから。リヤフォグを増設しようか?と考えているのは、本来の目的ではないけど、車間を取らない車対策なのである。つまり、後続車両を激しく接近させない事と、不注意によるカマ堀防止とい被視認性向上対策である。そして、法的に一目見て怪しいというのは無しなのだ。
尾灯と制動灯を二灯点灯以下で被視認性を高めるというと、点灯パターンを変える事が有効。点灯パターンでいうと、スイッチのオンオフでの変化の度合を大きくするということである。即ち、ダブル球による輝度変化でなく、別体で機能を分担するということである。
実際の方法として、ダミー灯室にT20ダブル球を設置するのは、試作品通りだけど、ここからが違う。
1.制動灯は純正の2灯を点灯させる。
2.後部霧灯を使わない場合は、尾灯に増設ダブル球を入れたダミー灯室で点灯させる。
3.後部霧灯を使う場合は、尾灯を純正位置で点灯させるというパターンである。
つまり、日常的に使わない後部霧灯が付いていない状態では、尾灯がダミー灯室のある下側で点灯し、制動灯が通常の上側で点灯するという仕様である。尾灯が点かない日中は純正となんら変化はないのである。夜間において尾灯がダミー灯室で点灯するので、制動動作が灯火の輝度変化でなく、点灯/消灯という変化となるのである。これが、視覚的な変化も大きくなるので、被視認性も向上する。そして、制動灯、尾灯も各2灯迄という保安基準にも合致する。勿論、後部霧灯点灯時は、尾灯位置が本来の灯室に戻るので、保安基準に合致するように尾灯との距離も確保されるのである。
この場合、整流ダイオードは不要となり、途中にリレーを入れるだけで対応可能。
実際、ハーネス内で動作させると完璧に機能する。これを取り付ける予定だ。
追記:ところで、DBA型の新型プロボックスではメーカーオプションのリヤフォグが右側だけに変更されているけど、フロアーハーネスはどうなって居るんだろうか?左リヤにもL/Wラインが生きたまま繋がっているのかな?CBA型迄は間違い無く線が来ているのだけど、、、
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コメント
おはよう御座います。
そうですね、リレー回路は滅多に使わないリヤフォグスイッチを入れた時に作動するだけです。
このユニットは昨日車に取り付けました。
日中(尾灯消灯時)は何ら変化在りません。殆ど自己満足ですが、ダミー灯室のようにダミーという言葉が嫌いな故に、ダミー部分を稼働部分にしたいのが一番ですね。
投稿: 壱源 | 2010年6月 4日 (金) 07時47分
工夫して試していく過程が楽しいですね。制動灯が点くと赤い面積が増えるという事ですね。視覚的に判りやすくて良いですね。リレーが入る回路だそうですが、ブレーキを踏むたびに動作するので無ければ、耐久的に問題ないですね。
投稿: クマ | 2010年6月 4日 (金) 06時47分