連むなら
連んで走るのは楽しい。
でも、誰と連むか?が大事。それで、共鳴って記事を書いた。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2010/06/post-50ab.html
である。これ、判りにくいかも知れないので、更に具体的に話してみる。
仲間と出かけるのは楽しいけど、何が仲間か?が問題だ。
単車でも自転車でも何でもだけど、連む趣味の世界で知り合って仲良くなった奴が、その世界の仲間だ。
逆に、同じ会社とか、学校とか、近所とか、、、、そういう知り合いと連れ合って自転車に乗るとか、単車に乗るって場合、連んだ相手が仲間になりうるか?っていうと、その確率は極めて低い。勿論、仲間を増やす可能性は排除しないけど、経験上、別の世界の繋がりで趣味の時間を共有した時、共鳴出来る奴は20人に一人も居ない。
やはり、楽しいのは同じ目的で世界が交錯した人との付き合いだ。
自転車で連むならば、自転車の世界で知り合った人との付き合いが一番楽しいし、単車でも然りだ。単車のツーリングなら単車好きが集まるショップで、特別話の合う人同士での少人数ツーリングなんかが最高である。
しかし、クラスメートを巻き込んで自転車なり単車なりに載せて、連んで何処かに行くというのは、基本的に好みでないのだ。
ここ数年、会社でのツーリングを行わなくなったのは、、、、バイクに乗っていても同じ会社で無ければ一緒に走る事は無さそう!って思いが強くなったから。会社でのツーリングでは有志を募って出掛けた事があるけど、それでも少し違う気がしたのである。入社以来20年近くが経過して、ライダーと呼べる人は100人を越えて見てきたけど、唯一、一緒に走れるか?って思うのは、ただ1人だけだ。元レプリカ~ビッグバイク乗りで今ハーレーに乗っている人くらいで、他は正直別世界な人だ。それ以外との連みは、正直、保護者と子供、引率と生徒、大人と子供といった感覚で、一緒に走る時、自分は何を見て走ったか?というと、道でなくバックミラーである。バックミラーを見て走っていただけのようなのだ。
それではダメダメなのである。
こういう感覚は、普通に話していても感じるもの。単車に限らず、自転車でも然りなのである。別に世界観が同じ人との交流の可能性を否定しているのではない。話もするし、一緒に走る事は当然あり得るだろうけど、交流すれば、コイツとは連める。コイツとは連めないという答えは確実に出る。答えが出たら、それはそれで終了だろう。
今後は、ツーリングにしろサイクリングにしろ、何でも、こういう意識を大事にして過ごしたいものだ。
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