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2010年6月16日 (水)

ファイナルカスタマイズ

 プロボックスの納車のタイミングで行うカスタマイズの最終メニューが終了した。
 といっても、非常に簡単なモノで、フットレストの装着である。

 フットレストに車外品を遣うのも考えたけど、取り敢えずは純正品で行いたいということで、一番の理想は純正装着品をそのままポン付けを考えて、フロアーをめくってみたりした。勿論、取り付け用の穴は存在しない。但し、フロアー状の樹脂マットには取り付けボルト避け用の穴が二カ所空いている。このピッチが115mmなんだけど、純正のフットレストのピッチで115mmピッチのモノが判らない。イスト用のモノが100mm、ヴィッツRS用が85mmである。115mmピッチの品番が判ればOKだけど、チョット判らない。

 勿論、85mmピッチでフットレスト固定ダボを付けても良いけど、どうも気に入らない。付けには、フロアカーペットに穴開け加工が必要なのだ。頑丈に付けようと思えば、フロアカーペットに穴開けて、フロアにタッピングを縫いつける事になるのだが、そういう加工は本来の115mmピッチのフットレスト取り付け以外には行いたくない。しかし、入手したフットレストのピッチは85mmと100mmなのだ。

 結局、フロアに穴開け、フロアカーペットに穴開けするのはパスである。このフロアカーペット、パーツリストによると単品での部品供給は無しとのことなんで、穴開けはしない事にした。

 で、最終的には、フロアカーペットの上に敷くフロアマットに固定する方法。これに100mmピッチのフットレストを取り付ける。取り付け方法は散々考えた上に非常に特殊な方法で固定した。
 その方法は、フットレストの取り付けダボ二カ所を前後とも10mmカットする。そこに、本来はフロアに固定するためのプラダボを取り付け、このダボに大昔の金属バンパーの車にフォグランプを固定する時にバンパーを噛み込んで固定する金属部品を用いて、フロアマットの端部を噛み込んで固定させる事にした。

 このフォグランプマウント用の噛み込み金具は、昭和60年頃に車に取り付けるために買ったフォグランプの部品の残りであり、これを倉庫から出して利用したのだ。

 結果、イイ具合に固定できた。マットを噛み込んでいるのだけど、ネジで頑丈に固定しているので絶対に外れないしずれない。緩まない。これでフットレストがフロアマットに固定された訳だ。そして尚かつ、純正部品に不可逆な加工は一切無しである。

 実際に取り付けて乗ってみると、固定自体はしっかりしており、十分許容範囲である。このフロアマットに固定するという考え方は、初代ヴィッツのフットレストレスの車両に後付けするキットを販売するアクセサリーの製品紹介を参考にした。この文言は、アルミ板でフロアマットを挟んで固定するという文字情報だけだけど、フロアマットを挟み込むとなると、フットレストとフロアマットの重なる部分だけの話だから、アルミ板で無くとも、薄いモノを挟む金具を使えば良いという考え方を実践したのである。最初は、板二枚で挟んで固定を試みたけど、今一締結があまい。次がフロアマットに嵌ると丁度固定できるようなコの字のステーを作ったけど今一、、、、最後が、上述の方法だった訳だ。

 こういう誰もやっていないような工夫が蓄積する程に愛着が湧くのは確かである。

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