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2010年7月12日 (月)

自転車に荷物は積みにくい。

 最近、フロントキャリアネタで検索する人が多い。ということで、荷物について考えてみた。

 自転車に荷物を載せるなら何処?っていうと、サドル後は大きなモノは載せる事が出来ない。リヤキャリアも悪くないけど、見えないのは不安。背中は?っていうと、大事なラジエターだから塞ぐのはナンセンス、重さを掛けるのもナンセンス、ウエストバッグは?っていうと、密着させて動きを阻害させない程度だから、財布と携帯電話くらいだろう。

 となると、、、、フロントしか有り得ない。昔の自転車というと、ドロップハンドルの間にフロントバッグを載せるのがデフォルトである。フロントバッグをフロントキャリアの上に載せてハンドルで縛る、、、これが基本である。

 しかし、最近はフロントバッグなんて見た事がない。ロードレーサー、MTBではフロントキャリアは装着が難しい。特にロードレーサーでは、STIレバーによってハンドルの間の空間が使えないのが悲しい。最新のデュアルコントロールレバーでは、ドロップハンドルの間の空間にワイヤーは通っていないので、バッグのマウントは可能だけど、チョイ前のシマノモデルでは実質不可能である。そもそも、その部分にワイヤーが通るというのは、自転車で前にバッグを積んで走るという事自体が軽視されているというか、必要無いという意識が強かったからだろう。

 しかし、二輪車のように鞄からこぼれ落ちたら即紛失というような乗り物の場合、荷物は目の届く範囲に置きたいというのが普通の意識。それ故に、自転車の場合は、フロントバッグ、単車の場合はタンクバッグというのが定番だと思ってきた。そういう意識で見つめると、最近の自転車は特に積載性が悪い、、、、ハンドル周りのワイヤー取り回し自体も宜しく無いけど、そもそもフロントにキャリアを付けづらいのが宜しく無い。最近の自転車は前にキャリアを付ける前提の無い構造である。ダボが無いのも当然だし、ピポット留め出来るセンタープルブレーキも絶滅している現在、キャリアを付けるとするとフォークへのバンド留めとなるだろうけど、カーボンフォーク花盛り、エアロ断面形状が花盛りの時代のフォークにはバンド留め自体が困難、、、、、

 自転車で遠出する時は、準備が必要だけど、身体に付けるのは今一、やはり、自転車に付けるのが理想的なんだけど、最近の自転車は積載性という面では今一だ。
 今の時代、自転車で遠出を考えて荷物を積めるように!ってなると、やはりダブルレバー、バーコンでクラシカルなスタイルで組むのが良さそう、、、、でも、そういう自転車っていうのは既製品では選択肢が狭いのが悲しいところだ。

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コメント

自転車に脚立、積みにくいですよね!
でも、20インチの折り畳みにキャリアを付けてやれば、結構収まり良く搭載できます。
娘の幼稚園の運動会で脚立を持って出掛ける時に、自転車に縛り付けて出掛けてビデオ撮影した事がありますが、低床自転車なら荷物は積めますね!

投稿: 壱源 | 2010年7月12日 (月) 23時46分

自転車へ、たくさん荷物を積むのは難しいですね。90センチの脚立でさえ積むのに工夫が要りますね。昔見た、キャンプ・ツーリングの自転車、荷物が多い時は良さそうですね。
 カブでツーリングした時は、キャリアへサイドバッグもどきを付けて行きました。安定良くて良かったです。

投稿: クマ | 2010年7月12日 (月) 19時06分

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