ちゃちぃ、、、
土曜日、ニシダサイクルさんにオーダーしていたカプレオ用の芯棒を引き取りに出掛けるためにSVを引っ張り出していた時に気付いた事。
何やら、左のウインカーが変!?
みると、コードで垂れ下がっているではないか?何故?転けてないぞ?ぶつけてないぞ?
みると、ウインカーの支えのゴムが破断、、、、っていうか、朽ちて折れている。マジですか?部品を確認すると、ウインカーのステーは純粋にゴムだけである。そして、ステーの固定側がゴムのフランジ形状になっている。このフランジ部もボロボロである。
構造を確認すると、このフランジ部の穴にタッピングでカウルのプラスチックに縫うだけの構造のようだ。つまり、ゴムフランジをタッピングでカウルに裏から縫いつける形でウインカーを支えているのである。ステーがゴムだけで出来ている理由は、転倒時にカウルを守るためだろうけど、このSVのカウルは転倒で簡単にカウルが壊れるという異名を持つカウルだから、このような小細工は結局機能していないのだ。
それにしても、、、、ウインカーをカウルボディにタッピングで留めるとは、、、、、
こんな構造故に、普通のナット留めウインカーも使えないのだ。ゴムフランジ形状のタイプオンリーである。
しかし、連休に乗れないのはマズイ、、、、、一応、スペアパーツとしてSV用のウインカーは確保しているけど、これはネイキッドモデルのSV400用であり、固定は通常のナットタイプでありゴムフランジタイプとは違うのだ。
しかし、これを流用するしかない、、、、
ということで、厚さ1mmのPPプレートと厚さ3mmのNBRプレートを切ってタッピングでカウルに固定できるパーツを作り、これに通常のウインカーが通せるような10mm穴をくり抜いて、通常のウインカーをマウントできるラバーベースプレートを作成した。
このラバーベースをカウルにタッピングで固定し、このラバーベースにSV400用の通常構造のウインカーをナット留めで固定した。これで一応はラバーマウントのウインカー構造だ。パッと見はノーマルと全く変更無しである。少なくとも、汎用的なウインカーが使える分だけ、この方が遙かに健全だ。
しかし、将来的にはカウルステーにフラットバーを板金加工したステーを取り付けて、これにウインカーを取り付ける構造に改めよう。
因みに、ステーからフラットバーでウインカーを固定する方法は、FRPカウルを装備したガンマ500もそうしてある。ガンマもカウル埋め込み型ウインカーが標準だけど、これを変更するときに変更したのだが、同じ方法でSVもモディファイする予定だ。
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コメント
配慮は嬉しいのですが、出来れば汎用的な構成を守っての対応をしてもらいたいものです。特化した構成では、後々困りますからね。
投稿: 壱源 | 2010年7月23日 (金) 00時02分
全体が壊れない様な配慮だったのでしょうが、経年変化で崩れてしまうのは残念ですね。
安物?ハンドルグリップを自転車に付けていましたが、手の油ででしょうか、1年くらいで溶けて千切れてしまいました。なじみの自転車屋にも同じ物が有り、それを付けると言われましたが、中古でもしっかりした物をとお願いして付けてもらいました。
投稿: クマ | 2010年7月22日 (木) 22時04分