何処に向かう?
スバルのアイサイトってメカニズムは、30km/h以下で障害物に接近し過ぎると自動的にブレーキを掛けるシステムだ。この度、日産からも似たようなシステムが発表されたけど、今度は60km/h以下で機能するという。
そういえば、車っていうと、ATは当然だけど、TCS(トラクションコントロール)、ABS(アンチロックブレーキ)、ブレーキアシスト、EBD、、、、色んなものが開発されている。雨天感知の自動ワイパー、照度感知のヘッドライト自動点灯システム、、、、
こういうの見ると、車はモロに移動するための手段で、人に操作を介在させない方向に進化しているようだ。そういう方向に向かっているっていうのは、そういう方向を求めているマーケットがあるからだろう。
ところで、最近は若者の車離れが叫ばれているし、単車の市場縮小が嘆かれているけど、これって、車や単車が面白さを無くしているから?って気がしないでもない。
車=快楽移動ツール、、、、つまり、年寄り用の移動手段となっているから面白さが見えにくいのでは無いだろうか?単車も安直、快楽志向に走ったから今の事態になったのではないか?と思う。
何でもかんでも楽に、横着に、快適に、、、、、何か、違うような気がするし、それを普通だと思えば、人間自体が何も判らない、何も出来ない、機械に依存度の高いモノに変化しそう。これって、退化とも言えるし、機械に使われるようになるとも言える。
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コメント
移動が完全に手段になっている感じですね。
移動を楽しむ余裕が無くなっているのでしょうか?
何か、時代が結果第一主義に向かっている事と重なって見えます。過程を大事にするって考え方が少ないのは、楽しみを見出さない事にも通じるようですね。
投稿: 壱源 | 2010年8月 4日 (水) 00時07分
そうですね。人のすることが減れば操作する面白さが無くなりますね。オートバイもそのような傾向なんでしょうね。つまらないですね。
年寄りの方でも楽に乗れるようにと言う事は、きっと目指している事の一つだと思います。
先ず、スバルが実用化させた事、飛行機の様な自動化システムを取り入れているに違い無さそうな気がします。
1970年代、世界の空がジェット化、自動航法化されつつある時、パイロットのアル中が増えたという話を読んだ事があります。パイロットが必要な時は離着陸と緊急事態対応だけに成りつつありました。計器を眺めながらほとんどの時間を過ごして居れば、達成感も薄れるでしょうね。
投稿: クマ | 2010年8月 3日 (火) 21時11分