いよいよスーチャー
記事を書いている段階では未だだけど、公開の時はプロボックスのスーパーチャージャー化直前の筈だ。
スーパーチャージャーというと過給器だけど、過給されると言う事はどういう事か?というと、常に加圧空気が入っているということ。燃料は?というと、加圧空気量を補正した増量分が供給されているということ。
単純に考えれば、加圧空気総量が自然吸気の最大吸入空気量以下の状況では、基本はノーマルと同じということである。違うのは同じ出力状態でアクセル開度が小さいということ。この範囲では、ノーマルと何ら変わらない筈。
加圧空気総量が自然吸気の最大吸入空気量以上の状況で、増えた空気量に相当する分の燃料追加分だけ出力が向上し、燃費が悪化するということ。しかし、トルクが向上した分、高いギアの守備範囲が広がる訳であり、吸入空気量の増加率に従った高いギアが選択出来れば、燃費の悪化は或る程度抑えられる。
出力向上をフィールで楽しむようなアクセルワークを行えば、間違いなく燃費は悪化するという仕組みだろう。
今回のスーパーチャージャーでは過給圧は+0.5Kとなっている。これで謳われている向上割合は30%だ。恐らく、最大吸気状態で1.3倍の空気を吸い込む設定なんだろう。
そんな事を考えながらワクワク感が高まるのが今だ。そこで、先人で同じパターンのユーザーは居ない?って調べてみると、、、、居た居た!
http://minkara.carview.co.jp/userid/195121/blog/7852789
のサイトの運営者の方だ。見るとブログも超コア、、、プロボックスへの弄り方もイイ感じ。チョット、似た傾向か?という気もする。基本、MTのプロボックスにジムゼのスーパーチャージャー、ここに知りたかったパワーカーブも掲載されている。
さて、こちらのサイトを見させて頂くと、トルクピークは3000~5000rpmで台形カーブだ。しかし、日常で3000rpmを回す事が無いから、基本、関係無いと言えば関係無い。3000rpm時点での増強率と駆動損失を考えたら、殆ど変化無いのだろう。3000rpm以上というと5速で100km/h以上の世界だから縁遠い世界。しかし、このカーブで楽しみなのは、アイドリング直後で+5%、常用域での2000rpm近辺で最大+15%となっている。2000rpmで15%のトルク増強というと、実用域で一つ上のギアで走れるかもしれない。
果たして、変わった後、モノがどうなるか?凄く楽しみである。
チョット心配なのは、スロットルコントロールだ。基本的に過給器だから空気量が増える。増えた空気量に応じて燃料供給されているけど、小さなアクセル開度でも大量の空気ということ。これなら良いけど、今、アクセルペダルを交換している。怪しいスーパーアクセルペダルって奴だ。これは、遊びを除去した上で、ペダル面の高さを変える事で、足の移動量に対して変位が大きくなるような位相を与えるモノ。特に、低速時における足の移動でスロットル開度が大きくなるような小細工であり、極低速ではアクセルコントロールはノーマルよりも繊細な状態。
これに過給器が付くと、更に細かい調整でアクセルコントロールしなければ、乗りにくく為るかも知れない。
まぁ、単車のハイスロ程では無いだろうけど、そういう事も起こるだろうな?って想像を巡らしたりしている。
後は、ブーストメーターだけど、ピラーに付けるか?ダッシュボード?ステアリングコラム?メーターナセル?と色々考えた。ピラーに付けるにはタッピング留めになるのが今一だし、メーターナセルはタコメーターだけで一杯、コラムに付けるとメーターが見難くなる。ダッシュボードで真ん中に付けるのも目立ちすぎだし、右隅につけるにはスピーカーがあるので付けにくい、、、、ということで、最終的に選んだ装着場所は、ウインドーに貼り付けたステーにぶら下げるパターン。バックミラーと同じ固定方法で、これを右隅に装着というパターン。まぁ、銅管を右フェンダー裏からドアパッキンに添わせて室内に引き込むので、此処が一番良さそうである。メーター照明は、安直にヒューズボックスのACC部から常時点灯ということで使う事にした。
このように思いを巡らすっていうのが、楽しいモノである。
| 固定リンク
コメント