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2010年8月12日 (木)

壊れ方

 最近、備品の管理をしていて思う事がある。
 それは、経年変化によって壊れるのが仕方ない部分での壊れ方と、何故にこんな所がこういう風に壊れるの?的な壊れ方が見えるという事。

 そう言えば、何にでも存在には目的がある。つまり、道具には然るべき使い方、使われ方が存在しているけど、道具の有り得ない使われ方や、使い方を見る事が多い。

 有り得ない使い方では、当然、目的は達成しないし、使う道具、使われる相手の双方を傷めるものである。

 こういうのは、壊れて当然だし、こういう疲労の蓄積がモノの有り得ない壊れ方に繋がるのだろう。

 適材適所っていうのは、目的にあった用法が必須という当然と言えば当然の事だけど、最近は、有り得ない使い方を閃いた!といって行って、注意しても受け入れず、結果的にモノを壊すって奴も居る。昔はしっかり注意していても、最近は、はぶてたり、意固地になったりするから面倒臭いので放っておく、、、、

 閃いた!閃き!っていうのは、大原則としてモノの道理に合致して意味があるもの。それを超越する身勝手な閃きっていうのは、正直、乱心と一緒だ。

 そういえば、道理の見えない奴の使うモノっていうのは、ホント、悲惨な壊れ方をするものである。そういう場合、代品の支給や供給っていうのは、躊躇って感情が沸き上がったりするモノだ。
 大抵の場合、どうしてこういう壊れ方するの?って効いても、99%、判らないという解答を聞く。どうなんだろうねぇ、、、、車でも自転車でもだけど、一寸した不調は気付くモノ。不調は放置しないっていうのが使い手、利用者に課せられた使命。それが判らないと、モノなんて使う資格は無いっていうのが持論。

 そもそも、モノっていうのは人が作ったモノ。モノには人の思いが託されている。モノはこういう風に、こんなレベルの人が使って下さいよ!ってメッセージだ。モノを使う側は、モノに見合ったレベルというのがある。それが身の程である。身の程が有っていれば、モノとの意志疎通が図れる。すると、モノは長く使える。壊れない。そういうモノである。

 でも、ミスマッチの場合、モノは簡単に壊れる。モノに託した製作者は恐らく、凄く悲しむだろう。

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コメント

そうですね、精密ドライバをたがね代わりに使う人もいたりします。
まぁ、工具の使い方がトンチンカンな人は、自分の利用するモノも自分のレベルに見合っていない場合が多いですね。

正直、自分の価値観だと恥ずかしくなる程ですが、当人達は、そういう意識も全く無いようです。

精密ドライバーで殴って何が悪い?素人だけどベテラン向けを使って何が悪い?、、、、、質が悪いです。

投稿: 壱源 | 2010年8月12日 (木) 11時06分

 本来の使い方をしない方も居ますね。
 My Tool を使っていただきたいですね。

 電工用ドライバーを貸して欲しいと言われ、戻ってきたらノミに加工されていました。

投稿: クマ | 2010年8月12日 (木) 10時40分

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