似て非なるモノ
何も知らない人的には、同じだろうけど、固定シングルギア仕様のバイクとロードバイクというと、全く違う流行り方をしているようだ。
広島でも、ジャンルを端的に示しているようなショップがある。
例えば、ロードバイクならば、五日市方面で黄色のジャージで目立つ軍団とか、市内なら卸屋さんからMTBショップを経て近年はTREK専門店となったお店が有名だ。
広島では見る事の少なかったピスト系としては、県北にもあるし、最近は大手町にも似たようなお店が出来たみたい。
元々は?といえば、固定シングルバイクの方が戦闘的だけど、カルチャーとしての浸透の仕方というと、ロードバイクっていうのは、スポーツコスプレってイメージで頂点世界のスタイル(服装、取り組み方)をトレースしてレプリカントになるような方向。もっと言えば、体育会系に憧れつつも、体育会系とは異なり体育会系スタイル追求系のような印象。レーパン、レーシャツが普通?で、普段着とか来ていると逆に浮いてしまいそうな印象。
で、ピストバイクっていうのは、固定シングル、NJSで競輪というのとは全く異なり、カラーコーディネートしてファッションの小道具に使ったり、トリック系の遊びの道具に使ったり、、、で、自転車はファッションアイテムの一つであったり、遊びの道具に使ったりという方向で、基本、遊びって感じである。実際、ユーザーはスポーツというより遊びとして接している感じで、ダボダボなスタイルのデブい兄さんとか、或いは女性とか、そういうのでも違和感は無い。寧ろ、玉ヘルでゴツイ本職系の人の方が違和感アリアリである。
パッと思う印象としては、ロードバイク=『陰、中年、真面目、オタク、インドア派、レプリカ志向、なんちゃってストイック、、、』って感じで、カラフルピストバイク=『陽、青年、遊び、社交的、アウトドア派、ファッション志向、ユルク楽しめ!』って感じ。
見た感じ、そんな感じのサイクリストが多いような気もするし、そういえば、それぞれ特徴的な人同士のコミュニケーションっていうのは目にした事もない。自転車!っていうと同じだけど、多分、この二車型は、似て非なるモノなんだろう。
そういうスタイルと較べると、自分はどっちにも属さないのが改めて判る。
基本、固定シングルが一番好き。で、付き合い方としては、自転車ユーザーというよりも、プールで出会う人とか、自転車でもトライアスリートとの方が近しい感じを受ける。
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コメント
最近は、カラーコーディネートしたピスト風シングルスピードが多いですね。女性を初めとした運動とは対極の世界で流行っているようです。
投稿: 壱源 | 2010年9月 8日 (水) 00時13分
シングルスピード車の印象は、重くて丈夫な実用車です。固定シングル車は何故か中野浩一選手。でも最近はカラフルでお洒落な自転車に成っているんですね。ファッションも結構ですが、永く楽しんでいただきたいものです。
投稿: クマ | 2010年9月 7日 (火) 21時52分