競争力
最近は円高が激しく進んでいる。でも、その割には、日本製品が素晴らしいな!って印象が希薄なような気がする。
製品の求められる以上に緻密、精密、高機能というのは多々見受けられるけど、それって、誰も必要としていないだろ?的な部分に傾注しているように見える。
製品の求められる機能に純化した部分で競争相手に対して先進的か?勝っているか?というと、そういうモノを持っている企業は、日本の中でも僅かなような、そんな気がする。極一部の自動車メーカーくらいかな?というのが直感的な印象。
殆どが、無意味な高機能化であったり、新興国製品との価格競争に傾注して疲弊しているような、そんな印象である。
先進技術っていうのは、大事な思想を具現化するために必然性を持ったところでは存在価値があるけど、大元とは異なる付加的な要素のために必然性があるとは言い難い先進技術っていうのは、自分としてはカスだと思う。
基本、優れたモノは極めてスマートであり、文言を並べただけの高機能っていうのはゴチャゴチャしているだけのような、そんな気がする。
日本製品でシンプルながら、よく考えられているな!的なモノっていうのが、何だか少なくなってきたような、そんな気がするのは自分だけだろうか?
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