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2010年9月18日 (土)

ギア比

 自転車のギア比についての検索も多い様です。
 まぁ、ギア比は軽いに越した事はありません。小径車ではタイヤが小さいのにクランクも小さいから走らない!なんて通説がありますが、そりゃぁ、有り得ません。小径車でもスプロケを見ると14-28T辺りのボスフリーが付いています。例えば、20インチでタイヤ周長を1.5mとしましょう。DAHON系を皆さんが誉めるのはチェーンリングの歯数が52Tという大きな点を誉めています。しかし、52×14Tっていうのは、一漕ぎで5.6mも進みます。マニアの改造では、チェーンリングを60Tとかに交換したり、フリーをトップギア13T付きに交換したりしています。

 しかし、、、、、5.6mなんてギア比は不要です。勿論、ダホンのD7モデルで52T×11Tの7.1mも不要です。

 だって、普通のママチャリは4mくらいの物です。4m程度の自転車が一番乗りやすいです。因みに、5.5mクラスのロールアウトとなると、、、、そりゃ、本職さんが街道練習で使う場合もあるギア比です。自分はラングスターで5.4mですが、それでも30~50km/hが常用範囲です。そんなギアは街乗り自転車には不要だと思います。自分の考えでは、街乗りは4m前後、スポーツバイクは5m前後だと考えています。実際、軽いギア比が楽です。重たいギアを踏む事はありませんね。

 話の流れで軽さの代名詞となりうる構成がロードバイクならジュニアカセット×フロントトリプルです。メーカーでは禁止しているようですが、特に問題は在りません。インナートップ時におけるチェーンとアウター歯の干渉や、アウタートップ近辺でのシートステーとの干渉の可能性もありますが、どっちにしろ回避可能なレベルです。我が家でも使っていますが、全く問題はありません。快適です。50×18~19Tで何処までも走れます。下り坂ではトップ側が16Tでは不足気味ですが、それでも60km/h程度は出ますので問題無いでしょう。
 メリットは、35~40km/hで連続走行する時に走行負荷の僅かの差に応じて変速すると疲れ具合が全く違います。この辺の30cm刻みのロールアウトは凄く有り難いです。

 クランク側を46T迄小さくすると、15~19Tを1T刻みで快適になります。小林スポルティーフ、ステンレスロードが該当します。この辺もやっぱり5~6.5mを30cm刻みです。

 正直、7m以上のギアを踏む事は極稀です。その為に、自転車のリソースを沢山食いつぶすのは無駄かな?と考えています。

 もし、回せるのなら、軽いギアで回転数を稼ぐのが一番道理に適っています。自分の場合、その考えに従っていますのでこういう選択です。

 ビーンズハウスも敢えてクランクを42Tに変更しています。トップで4.2mですが、それで十分です。

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