ぽ・ぽ・ぽ・ぽ・ポジション?
そういえば、自転車っていうと、適切!?なポジションを作るために、フレームジオメトリー!!!!が大事だ!って話を頻繁に耳にする。
そして、これをウリしているサイト、ショップも多いし、その情報を真剣な眼差しで、見つめる人も少なくない。
これ聞いて、、、、、そんな事で解決したら、奥が深い分野とは言えないね!っていうのが、正直な意見。
ブッチャケ、トップ長、シート長、シート角、、、、いろんな数値がある。そして、偉そうに?、身長がいくらなら、何ミリとか、、そういう話がまかり通っているのには、自分としては、読み手には全くメリットは無いな!って意見である。
これで問題解決なら、誰も苦労しないのである。
そう言えば、以前、コメントを下さった早川円蔵という方もそうだけど、そこら辺の数値の引用元を明らかにしている人っていうのは、案外少ないのである。
速い人の数値を参考に、誰彼がこうだから、同じような体型のアンタもこうだ!っていうのなら、そんな論法も荒っぽい。
そんなポジション論よりも、道具の機構上、どのように動かすのが合理的か?それは、個人の身体要素の何が、何処に関連するか?という事からポジションっていうのは決まっていく筈であり、剰りにも荒っぽい方法論っていうのは、自分としては信用出来ない。
勿論、持論でいうトップ長とか、シート角とか、そういうのは、実は、自分の体型要素から作図して求めた数値だけど、その作図っていうのは、乗り方云々、使い方云々から納得して行った結果なのである。絶対的に体型で決まる絶対的な数値の関連性をベースに用途によって関連性を保った状態で数値自体を整えていくのが自分流だけど、自分の決め方が絶対とは思わないのは当然の事。しかし、どこそこで語られているような、身長がナンボならホリゾンタル換算で○○mmとか、サドル高さ~BBは股下×0.6○○とか、そうでなく、それに相当する数値自体を各自の理解で参照するのでなく、生み出すというのが大切である。
思うに、、、、大事なのは、大雑把な数字の提示よりも、数字に到る前に、機材を如何に利用すべきか?何が合理的か?という、機械として純粋に見つめた時の客観的な論理なのである。それを無くして、結果の提示しか出来ないのは、、、、自分としては信用出来ない。
だから、、、、ポジションの提示を受けても、そのポジションで何をどうするか?それが伝える事が出来ないと無意味。聞く方も、そのポジションの上で、どうするか?を理解しないと全く無意味。そういうモンである。どんなに、優れた道具を誂えて貰っても、使い方の真意を理解しなければ、、、、豚に真珠である。仮に、これでどうだ!って数値を貰って、それなりの結果が出るようだと、なんと底の浅い世界だか?って思うのである。
そもそも、自分が満足出来ない結果を、機材やセッティングの責任にする奴は、その時点で終わっている。機材やセッティングっていうのは、自分が何かをするために必要な条件であり、自分の目的に併せて生まれるモノ。生まれてこないっていうのは、目的が無いと言う事だろう。
だから、伝える方は、結果を伝えるのでなく、結果を生み出す上での目的を伝える事が一番大事なのだ。多分、プロショップとか、スペシャリストっていうのは、ポジションを与える上で、その必然性を説いて、理解させた上で取り組ませるんだろう。
まぁ、これは身近に居る奴で、いろんなサイトのポジション数値や、ショップの指南を必死になって検索したり聞いたりして、小難しい顔している奴が、剰りにも不憫だからメッセージを兼ねての記事。正直、諸説飛び交っているのだけど、微妙に違う事が書いてあるのが現実、、、情報に踊らされて何を信じるかさえ判らない様は、ネットに踊らされているような、そんな感じ。チョイ、可哀想、、、、、。
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コメント
乗り心地って部分はまた違いますね!
動力を伝える時に何を支配的につかうか?どの部位を積極的に使うか?がジオメトリーの動力要素ですが、乗り心地とかの部分は別の部分が支配しますね!
なかなか奥の深い世界です。
投稿: 壱源 | 2010年9月13日 (月) 23時35分
同じ26インチ自転車で、15年前から乗っている単速ベルトドライブ、シティサイクルと、最近買った折り畳みトランジットスポーツ車を比較する事が出来ました。同じ様な姿勢で乗りますが、乗り心地が柔らかく疲れないのが、シティサイクル。太いタイヤを付けているのに乗り心地が硬いのがトランジットスポーツ。違いはFフォークのキャスター角度と太さがわずかに違う事くらい。ハテ、何がいちばん違うのか?
投稿: クマ | 2010年9月13日 (月) 22時32分