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2010年9月21日 (火)

新型無注水軸受によって、、、、

 新しい技術に必要なのは、先進性とか、独創性というのでは無い。何よりも大事なのは、信頼性、安定性、耐性、壊れ方という部分である。

 実は今、世間の注目の高い先行待機型ポンプの必須アイテムとしても使用可能な無注水軸受を開発し、何種類かの特許を申請している。
 この特許申請に到る過程の中で、このパーツの機能、過去の問題点の殆ど全てを明らかに出来た状態。

 そこで、この問題点をクリアするアイテムを二つ生みだしたところだけど、古い方のアイテムは完成したのは既に十年前の話。新しい方でも6年前だ。それでも拡販に勤めなかったのは理由がある。それは、、、、スマートで無い。特異過ぎる点があるから。

 そこで、ここ3年は、古い方のアイテムを刷新するモノを考えている。そして、形になって性能的にも満足出来る目処が付いたところ。

 しかし、これを公開してアピールすると、前回の古いアイテムは一気に陳腐化する。陳腐化する理由は、、、、複雑で、高度で、難解な部分が多数在るからだけど、それ故に高価で神経質なのである。作るの難しいから関連部署、関連企業に利益がもたらされるという側面がある。

 しかし、、、、、新しいのは、超シンプル。簡単、明瞭、安心なのだ。性能は抜群だけど、部署が不要となったり、工程が不要となる部分も出てくる。

 ここで、利害が発生する。

 さて、どうするか?古いアイテムを生き残らせる棲み分けを謀るべきか?或いは、開発者の自分が見切って、古いアイテムは抹殺するか?結構な悩みどころである。抹殺すると、試作関連は不要となる。すると、純粋に研究に集中出来るメリットもある。しかし、抹殺すると関連企業の仕事も無くなったりする。個人的には良いモノだけに拘るのが一番。

 まぁ、実は答えは決まっている。

 それは、古いのは抹殺である。理由は?そう、、、、淘汰の原則に従えば良いのである。古いモノが生き残るかどうか?それは、、、、、、その必然性のある用途が見つかるかどうか?であろう。そんなもんである。

 技術に必要なのは、優劣評価での冷静な判断。生き残るのに必要なのは客観的必然性だけである。それ以外は不要なのだ。それで良いだろう。

 まぁ、自分で研究棟に投資させておいて、その主要設備の存在意義を奪うのも自分、、、、勝手な奴といえば、そうだけど、そんなもんである。設備自体は色んな使い道がある。それで良いような気がする。
 それに、新しいモノが汎用で普遍的な方法で生まれるならば、自分自身がそれに拘束されないので、やっぱり、今回の決断が正しいように思う。

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