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2010年10月25日 (月)

小径車

 先日、身長が187cmの友人が小径車に乗りたいということで、色々と考えていてふと思った事。

 それは、身長が150cmくらいから190cmくらい迄をワンサイズでカバー出来るフレームって出来ないかな?って事。

 で、小径車を見たり、折り畳みを見たりして、なるほど!って思った事がある。

 身長が高くなるとどうなる?胴の長さも、脚の長さも長くなる。脚や胴の長さっていうと、自転車でいうとトップ長、シートパイプ長、シートセンター~ハンガー迄の水平距離といった所が変化する。シートパイプ長についてはシートポストの伸縮で対応可能だけど、他はどう?って考えると、、、、

 先日の彼の買った小径車、LGS-MV3Sである。これ、カタログスペックを見るとシート角が69°と寝ている。身長170cmの人の標準である74°と較べると5°も寝ている。つまり、サドルから見てハンガーは5°分前方にあるのである。ハンガー~サドルトップの距離が700mmだとすると、5°というと60mm以上だ。脚の長い人、ハンガー~サドルトップの距離が850mmだとすると75mmだ。これだけ変わるとイイ具合だ。ヘッド角が通常通りの角度だと、角度差に応じてトップ長も伸びる。
 そう言えば、トップ長を伸ばそうと思えば、コラム上のステム角度が前傾しているようなDAHONの場合、ハンドルを高くする程遠くなるのである。

 シート角を寝かせ、コラム上のステムを前傾させるとポジションを上にする程、大きな人の体型に合わせる事が出来る訳だ。

 小径車の場合、操縦性はともかく、動力伝達部分ではジオメトリーは結構真面目に考えられているのかもしれない。その分、操縦性を犠牲にしているのだけど、、、、

 たいしたモンである。

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